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<消えた義母>夫「母さんは父さんのことを捨てたんだよ」呆然とする義父…無能すぎ【第10話まんが】

前回からの続き。私(リョウコ)は、夫のレイジと娘のマナ(小4)との3人暮らし。夫の実家の敷地内にある離れに住んでいます。母屋に住んでいるのは会社役員の義父(55才)と専業主婦の義母(57才)、そして認知症の義祖母(80才)と引きこもりの義弟エイタくん(22才)。しかしある日、義母は記入済みの離婚届と「おばあちゃんとエイタのことを任せます」という私宛の手紙を残して姿を消したのです。義父は義祖母とエイタくんの世話を私に押し付けようとしましたが、レイジとともに突っぱねました。
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義母はこれまで子どもを守るために最善を考えて行動してきたのでしょう。私は責めることはできないし、する資格もありません。しかしようやく義母は気付いたのです。これからの人生、自分ひとりだけだったらどうにでもなるということに……。

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レイジは義父にきっぱりと言い放ちました。「母さんは……ここから『逃げた』んじゃない。父さんのことを『捨てた』んだよ」呆然としている義父をのこし、私たちは義実家を後にしました。マナは出て行った義母のことを心配しています。

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義父は呆然としていました。「妻は逃げ出した、根性ナシだ」くらいに思っていて、まさか自分が捨てられたとは微塵も感じていなかったのでしょう。現実を突きつけられて見えてきたものは、義母がいなければ今の生活を維持することすらできない自分の力量だったのかもしれません。
しかし今さら義父が後悔しても義母は戻ってこないし、以前の生活は二度と手に入りません。夫いわく「父さんが反省することはない」とのことですが、これからの寂しい老後に、じわじわボディーブローのように自分のやったことのしっぺ返しを実感すればいいでしょう。
逃げる勇気も、逃げずにしっかり言うべきことを言う勇気も、両方マナに見せられてよかったと思います。明日さっそく、役所に義母の離婚届を提出しに行くつもりです。

【第11話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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