<消えた義母>私たち家族は新居へ!信頼もお金も家族も…すべてを失った義父は…?【第11話まんが】
前回からの続き。私(リョウコ)は、夫のレイジと娘のマナ(小4)との3人暮らし。夫の実家の敷地内にある離れに住んでいます。母屋に住んでいるのは義父(55才)と義母(57才)、そして認知症の義祖母(80才)と引きこもりの義弟エイタくん(22才)。しかしある日、義母は記入済みの離婚届と「おばあちゃんとエイタのことを任せます」という私宛の手紙を残して姿を消したのです。義母の失踪に慌てた義父は、面倒なことをすべて私に押し付けようとします。私はレイジとともに義父にはっきり現実を突きつけたのでした。
その後、レイジは義実家に行っては義父と話し合いをしていたそうです。義祖母を施設に入居させ、不倫相手からは慰謝料を請求され……。偉そうにふんぞり返って「金ならある」と豪語していた義父は、なにもかも失うことになるようです。
エイタくんも少しずつ動きはじめたようです。「何か動かないと自分の現状を打破できないって……何となく思ったんじゃないかな。母さんの姿を見てさ」そして今、私たちはここから引っ越しをするため家を購入する計画を立てています。
最終的に義父には家族も信頼もお金も、何ひとつ残りませんでした。義祖母が長生きすればするほど施設の費用がかさむため、ブツブツ文句を言っているそうです。義祖母自身も、施設には誰もお見舞いに来ず、最愛の息子には長生きすることを疎まれながら生きる……そんな余生を過ごすことになってしまったようです。
義母からまだ連絡はありません。義父が一方的にスマホも解約してしまったので、私たちから連絡をする術は断たれてしまいました。でも元気でいてくれているなら、それでいい。もし連絡があれば、笑顔で出迎えよう。そう思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子