<義姉の子に…援助!?>「悲しかった…」夫のプライドまで傷つけた私【第8話まんが:義姉の気持ち】
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前回からの続き。私(ユリコ)は夫のケイタと高校3年生の娘カナとの3人暮らしです。このたびカナは、私立K大へ指定校推薦で行ける可能性が出てきました。K大の学費は高いので、母に相談したら金銭援助を申し出てくれました。弟のリョウジにも頼むと「月2万」なら出せるとのこと。しかしリョウジの妻アコさんからのメッセージでそれを知った夫は、「人に頼る前に、もっと自分たちでやるべきことがあるんじゃないか」と言ったのでした。
その言葉にハッとしました。私は夫のことを傷つけてしまった……。私の行動は、自分の身内に夫のことを「金銭援助がないと娘を大学まで出してあげられない父親」であると広めたようなものです。夫からすると立場がないでしょう。
私たち家族は進路について話し合い、あらためてカナはK大の指定校推薦を目指すことになりました。もし合格したら奨学金を申し込み、返済は私たちでしていくつもりです。私はさっそくパートの勤務日数や時間を増やしました。
今回は私の浅い考えで、リョウジとアコさんを振り回してしまいました。実家で集まったとき、みんなに向かって深々と頭を下げた私。「このたびは学費のことでいろいろご迷惑をおかけしてしまって申し訳ありませんでした……」もっと夫としっかり話し合っておくべきだったと、今は素直にそう思っています。
パートの時間を増やすことでずいぶん収入が上がったので、奨学金を借りても早めに返済できる気がしてきました。カナをK大に行かせてあげたいのであれば、私がしっかり頑張ればいいだけだったのです。これからも人を頼るのではなくて、まずは自分自身ができることを精一杯やっていきたいと思います。今はカナが無事合格するよう祈っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・マメ美 編集・井伊テレ子