<義姉300万使い込み>家族の負担考え「母さんは施設へ」亡き義父の思いを裏切る義姉【前編まんが】
私(マユミ、40代)は夫(タツロウ、40代)と息子2人(高2と中2)との4人暮らしです。少し前、認知症の義母(ヨシエ、70代)を残して義父が他界しました。生前の義父は自分の死後を考え、義母が入所できそうな施設を探して施設にかかる資金を用意していました。しかし、その資金を義姉(ナギサ、40代)が使い込んでしまったのです。このままでは義母が入所できません。私たち夫婦は共働きで、義母のお世話ができないので困っています。
義母との関係は悪くはありませんでした。しかし同居となれば話は変わってきます。それに認知症であるため、介護は付きっきりになるはずです。息子たちの受験も控えているし、私たち夫婦は共働き。介護ができる気もしませんでした。
「お前らにはお前らの生活がある。認知症の介護は大変だ。子どもたちには負担をかけられない」という義父の思いやりを大変ありがたく思っていたのでした。
ある日の夜、義姉からかかってきた電話を終えた夫が
「母さん、施設に入れないかもしれない」と顔面蒼白で言ってきました。一体、どういうことなのでしょうか?
聞けば、義父から預かっていた義母の施設入所費を含め、義実家のお金はすべて義姉が管理していたというのですが……。今回、義母を施設に入所させるタイミングになり、義姉がお金を使い込んでいたことが発覚したというのです。
まさか義姉がお金を使い込むなんて驚いたし、ありえない事態です。
でも問題はわりとシンプルな気がします。
義姉が使い込んだお金をなんらかの方法で返して、義母の施設費にあてる。
義姉がそれはできないと言うなら、義姉が実母の面倒をみるまでです。
「お金がなくなったから」
「義母が義姉の子よりもうちの子たちの方をかわいがっているから」
そんな理由で同居介護なんて、到底受け入れられません。
義姉の自分勝手な主張に呆れてしまいました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・よし田 編集・石井弥沙