<義家族はデリカシーなし!>不快すぎるゲームをスルー!⇒数年後に起った悲劇とは…?【後編まんが】
前回からの続き。私はユキナ。旦那のソウマは三兄弟の次男です。義父は他界していて、義母が長男夫婦と同居しています。旦那の親兄弟はよく言えばおおらか、悪く言えばデリカシーに欠ける……というタイプ。特に誰かがトイレに入ったとき、「大」か「小」かを残された人で当てようとするのでドン引きです。そしてある日、義母のお誕生日会で訪れたレストラン。トイレに立った義姉について旦那たちが「大」か「小」かの議論をはじめ、私は絶句してしまいました。
私だったら、なんて答えたらいいかわからないです。とっさに返事できないだろうし、恥ずかしさのあまり怒ってしまうかもしれません……。どうフォローしたらいいのか焦ってしまいましたが、義姉は慣れているのかサラリと受け流したのでした。
それから数年が経ち……。
トイレから出た私は、いきなり息子のショウに聞かれました。「ママ、大と小どっち!?」
その瞬間、私はピンときたのです。
旦那が「大」か「小」か当てるゲームを教えたのだろうと……。息子にはしっかり伝えておかなければいけません。
私にはあのときのお義姉さんみたいに華麗に受け流すスキルはありません。
このまま自分の子どもが、誰かのトイレの「大」「小」を当たり前に口に出す人になったらイヤだと思ったのです。
女性のトイレを議論するなんてセクハラみたいでいたたまれなかったし、あのときの不快感を忘れることはできませんでした。
もしかしたらなかには義母のように、トイレの「大」「小」ネタを面白がる女性もいるのかもしれません。
でも私は今後、何年経ってもそうはなれないと思います。
人のトイレを当てるなんて失礼で恥ずかしいことだと、息子にはしっかり教えていきたいと思います。
原案・編集部 脚本・物江窓香 作画・マメ美 編集・井伊テレ子