<大きなムスコの世話?>頼りっぱなしから自立へ…「私はアンタの母親じゃないッ!」【第4話まんが】
前回からの続き。私はホヅミ。夫のカンタ、中2の息子であるユウダイと一緒に暮らしています。電話にて義母からだらしないカンタのことを、「また面倒を見てあげてね」と言われ、心の底からウンザリしてしまった私。どうして成人男性のお世話を私が押し付けられなければならないのでしょうか。私が思わずユウダイに愚痴をこぼすと、ユウダイは優しく私のことを励ましてくれました。このままずっとカンタの面倒を見続けるのはまっぴらごめん。できるだけカンタを自立させることにしました。
のんびりとゲームをし続けているカンタを横目に、私は家事を続けました。
翌日。カンタの歯医者予約時間になると、またもや私のスマホに着信がありました。出るとやはり歯科医院からでした。
外ヅラのいいカンタには効果テキメン。恥ずかしそうに「すぐに行きます!」と返事をすると、慌てて準備をはじめました。電話はまだ繋がっています。
私がカンタの連絡先である電話番号を伝えると、受付の人は何かを察したのかすぐに了承してくれました。
しばらくするとカンタが歯の治療を終え、帰ってきました。
連絡先をカンタの番号に変えたと伝えたのに、この期におよんでまだ私を頼ろうとするなんて……。自分の行いを省みない態度に、さすがの私も厳しい言葉で詰め寄ります。
ユウダイに説得されたことが恥ずかしかったのか、今回のカンタはすんなりと言うことを聞き入れました。もちろんこれでうまくいくかどうかはわかりません。しかし少しずつ、「私に頼りっぱなし」という状況が改善されるといいなと思います。アプリの使い方を話している2人を見て、私はカンタに情けなさを感じながらも、ユウダイにありがたい気持ちでいっぱいになるのでした。
義母からカンタのだらしなさを受け入れるよう言われて迷っていましたが、ユウダイの言葉で再教育を決意。これからの方針がしっかりと定まりました。
これから先どうなるのかはわかりませんが、ユウダイからの「オレのことを育てた母さんなら、父さんのことも立て直せるはずだよ」という言葉を励みに頑張ろうと思います。本来は親が頑張らないといけないところだったと思うのですが、カンタを諭して私にやる気を出させてくれたユウダイには、感謝の気持ちでいっぱいです。
原案・編集部 脚本・motte 作画・チル 編集・横内みか