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<またウソ?>川遊びで悪ふざけ後……見破ったのは女児ひとり【第5話まんが】#ヒヤッとした夏の事故

前回からの続き。太陽が照りつけるなか、大人も子どもも開放的な気分になる夏。夏休みをプールや海など水辺で過ごされる方は多いのではないかと思います。そんなとき、気を付けたいのが水の事故ですよね。ほかにも夏のレジャーでは、熱中症や交通事故など心配事は尽きません。もちろん安全に気を付けてはいても、ときにちょっとした気の緩みが取返しのつかない事態を招くことも……。そんな「あわや!」を体験したママたちのエピソードを紹介します。


私はジュリ。今日は旦那と小学1年生の息子(カズキ)と川に遊びに来ました。

【単話】「溺れるぅ~」おちゃらけていたおじさんが1-1 (1)

私にもどっぷり潜ってほしいのか、カズキは「溺れちゃう」と言って、私にも潜らせようとしてきます。

【単話】「溺れるぅ~」おちゃらけていたおじさんが1-2 (1)

しかしその様子を見て、私は幼稚園生だった頃の記憶が脳裏によみがえりました。
私が幼稚園生だった頃の話です。その日は親戚が集まって、10人ほどで楽しく近所の河原でBBQをしていました。大人は10人ほど。子どもは5人くらいだったでしょうか。

【単話】「溺れるぅ~」おちゃらけていたおじさんが1-3 (1)

大人はみんなお酒を飲んだり、おいしいお肉を食べたりしていてゴキゲンです。私たち子どもは川の浅瀬で遊んでいました。

【単話】「溺れるぅ~」おちゃらけていたおじさんが2-1 (1)

親戚のタケおじちゃんがひとりで川に入っていくと……。タケおじちゃんは手足をばちゃばちゃさせながら、「たすけて〜溺れる~」と叫んでいるのです。

【単話】「溺れるぅ~」おちゃらけていたおじさんが2-2 (1)

ビックリして心配したけど、タケおじちゃんはひょうきんな人で、いつもふざけて私たちを笑わせてくれていました。両親も「ふざけている」と言っていたし、心配するのはやめて遊びを再開したのです。しかし……。

【単話】「溺れるぅ~」おちゃらけていたおじさんが2-3 (1)

泳ぎながらメガネをおいかけるタケおじちゃん。でも様子がおかしいような……?

【単話】「溺れるぅ~」おちゃらけていたおじさんが3-1 (1)

タケおじちゃんは自力で助かったものの、流されたときに岩に足や腕をすったようで血だらけで戻ってきました。たぶん、川には深いところがいくつかあるので、足がつかないところへ行ってしまったのでしょう。普段なら大丈夫だったかもしれませんが、お酒も入ってるしメガネもなくて……大人とはいえ、怖かったと思います。

私は当時タケおじちゃんの言っていることが本当なのか、嘘なのか、じーっと見ていることしかできませんでした。

【単話】「溺れるぅ~」おちゃらけていたおじさんが3-2 (1)

【単話】「溺れるぅ~」おちゃらけていたおじさんが3-3 (1)

タケおじちゃんは「溺れる」と何度も嘘をつきました。本当に溺れそうなパフォーマンスを、子どもたちが飽きてもやり続けていたのです。……お酒が入っていたからしつこかったのでしょう。
大人たちは、タケおじちゃんのメガネが流されたときも、いつものパフォーマンスだと思って気にも留めていませんでした。自力で助かったからよかったものの、大変なことが起きるところだったと今ではわかります。
だからこそ、わが子に同じ過ちをおかしてほしくないと思っています。

【第6話】へ続く。

原案・編集部 脚本 物江窓香 作画・んぎまむ 編集・編集部

※この漫画は体験者本人のご協力の元作成しています。

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