<料理上手そう選手権>エスニック、中華、ヨーロッパ……家にある一番マニアックな調味料は何?
みなさんは、自宅にどんな調味料を取り揃えていますか。素材の味に加えると料理の味が整う調味料には、普段使いのものからひとクセあるものまで、さまざまな種類がありますよね。ママスタコミュニティにもあるママからこんな投稿が寄せられました。
『自宅にある一番マニアックな調味料はなに? 私は主婦力が低いのでナツメグ』
投稿者さんはママたちが持っている調味料のなかで「最も珍しいと思われる」調味料を知りたくて質問を寄せてくれたようですね。投稿者さんの家の場合はナツメグだそうです。コメントの言い方から想像するに、ナツメグはそれほど珍しくない調味料だと感じているようです。あまり調味料に詳しくない人もコメントを寄せやすいようにハードルを下げてくれていますね。ママスタのママたちはどうでしょうか。ママたちの声を紹介します。
サンバルソース、ハリッサ……。辛いエスニック系の調味料
『ターメリック』
『ナンプラー、クローブ』
『インドネシアのサンバル。辛いソースね』
『うちは旦那が作った、ナンプラーに砂糖とライムと唐辛子漬けたやつ』
『ハリッサ、辛くておいしいよ』
こちらはエスニック系の調味料を挙げてくれたママの声です。ナンプラー、クローブ、ターメリックなどはわりと一般的なイメージがあるため知っているママも少なくないのではないでしょうか。そして東南アジアやアフリカ、中南米などのいわゆる「エスニック料理」に使われる調味料には、辛さが特徴のものも多くあります。サンバルソースはインドネシアでよく用いられるチリソースの一種。また同じく辛い調味料として、チュニジア生まれの調味料ハリッサも挙げられていました。ハリッサは、パプリカベースで唐辛子の辛さにさわやかな香りがプラスされています。辛い料理が好きな人は、野菜スティックのマヨネーズや味噌などのソースに少し加えると美味しいですよ。
中華系の調味料では八角、花山椒など
『八角。凝った中華を作ろうとして買った』
『花椒(ホアジャオ)』
『豆豉(トウチ)かな。麻婆豆腐に入れる』
中華系の調味料を挙げてくれたママもいました。八角は星形のフォルムがかわいい乾燥果実です。別名スターアニスとも言い、台湾料理や中華料理で独特な甘い香りを放っています。肉や魚料理からスイーツまで使われていて、その濃厚な香りは好みが分かれるのではないでしょうか。ほかにはしびれるような辛味のある花椒、塩気を強く感じる豆豉も挙げられています。中華料理に使われる調味料は強い存在感を放つものが多いため、料理にインパクトを与えてくれるかもしれませんね。いちどハマれば好きになり、クセになる人もいるのではないでしょうか。
ヨーロッパ系の調味料はトリュフにエルブ・ド・プロヴァンス
『トリュフソース、バルサミコ酢』
『トリュフ塩、トリュフオリーブオイル』
『ローズマリー。普通かな』
『エルブ・ド・プロヴァンス』
こちらはヨーロッパ系の調味料です。肉や魚料理のおいしさを際立たせる調味料が人気なのかもしれません。トリュフやバルサミコ酢などはわりとおなじみですが、「エルブ・ド・プロヴァンス」という調味料は初耳の人もいるのではないでしょうか。こちらはフランスの南部にあるプロヴァンス地方のブレンドハーブで、地中海の豊かな食材を生かしたプロヴァンス料理には欠かせない調味料の一つです。筆者はスーパーにあるスパイスコーナーでよく見かけるので、そこまで入手が難しいスパイスではないでしょう。さまざまなハーブがブレンドされていますが、特にローズマリーの香りが強いように感じます。もし興味があればぜひ試してみてくださいね。
そのほか黄色をつけたいときに使うクチナシや、手作り味噌、激辛トウガラシなど、実にさまざまな種類の調味料が寄せられました。調味料はあくまで料理の引き立て役。料理にプラスして味を彩るためのものではありますが、どの調味料を使うかという点からどんな料理を作るか考えても面白いかもしれません。気になる調味料があったら、多国籍食材を扱うお店や最寄りのスーパーのスパイス売り場などで手にとって新しい味に挑戦してみてくださいね。
文・安藤永遠 編集・井伊テレ子 イラスト・わたなべこ
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