<1万円は非常識?>2千円VS100万円!少なすぎても多すぎても失礼?【後編まんが:友人の場合】
前回からの続き。友人のミユキから、お義母さんの香典の金額について、実母から「常識がない」と言われたと相談を受けました。お母さんが「実の親の葬式には100万円」なんて言い張るのは少し違うような気がしますが、「香典が安い」という部分には、実は思い当たるところがあります。ミユキのお義母さんはずっとB県に住んでいる人で、私が同棲している彼もB県在住。私もついこの間、私の親戚の告別式があったばかりなのですが、たしかに彼が包んだ香典に違和感がありました。
私はシングルマザーで、現在は彼と同棲しています。前の結婚で懲りたので今のところ籍を入れる予定はないものの、親戚や家族には紹介をし交流があります。おじさんの告別式では、彼も私の地元に一緒に行くと言ってくれました。香典に包む予定の金額を聞かれたので答えると、失礼だと言われてしまいました。3万円とお花代を包むつもりだったのですが、これでは少ないのでしょうか……?
「香典を多く包むと死んだことを喜んでいると思われる」と話す彼。私はそんな話は初耳です。どうやら金額が少ないことではなく、多すぎることで失礼だと考えているようでした。私は自分なりにいろいろ調べたつもりなのですが……。
たしかに私たちの経験上「B県の香典は安い」という部分では話が合います。
しかしA県に住んでいるミユキのお母さんの「100万円」は高すぎるんじゃないでしょうか。「金額は気持ち」とは言いますが、気持ちがこもっていても低すぎる金額は相手にとっては失礼だし、高すぎる香典を期待するのも非常識なのではないかなと思います。
それともやはり地域で香典の金額は異なるのでしょうか。みなさんの地域は、どのくらいの香典を用意するものですか?
原案・為淀サツキ 脚本・物江窓香 作画・Ponko 編集・横内みか