<義妹の子、4人も?>男と女の仕事は違うだろ!「妻の人生を軽視」?【第10話まんが:夫の気持ち】
前回からの続き。俺(ヨウヘイ)には、妻のマリと息子のハルキがいる。大学生のハルキはひとり暮らしをしている。数ヶ月前、敷地内同居をしている両親が妹のトモカと4人の子どもたちを引き取ると言い出した。トモカは精神的に不安定で子育てできる状況ではないという。そこで子どもたちの世話を子育てが一段落したマリに頼んだのだがマリは激怒。「あなたは結局、私のことを何も見ていなかった」と言って出て行ってしまった。そうして家には俺ひとりだけが残された。
カップラーメンを作りながらマリやハルキからの返信を待つが、既読にもならない。いったい俺の何がいけなかったんだろう。俺はただ「助けてあげてほしい」と言っただけ。その代わりに仕事はしなくていいと、俺だってかなり譲歩した。なのに……。
酔った俺はこう諭された。「きっと……ずーっとそんな生活だったのね。夫婦ってさ、お互いの頑張りを一番認めてあげなきゃいけない相手なのに……。あなたが奥さんの人生を尊重していないってことが、きっと今回のことで分かっちゃったのよ」
マリは去っていき、ハルキももうこの家にはいない。日常がとても寂しく、心が空っぽになってしまったかのような感覚だ。できることなら元の暮らしに戻りたい。しかし同僚と行った馴染みの店で愚痴ったら、思わぬ指摘を食らったのだ。俺は「これまでずっと」マリのことを見ていなかった……? 俺が発する言葉の端々に、マリを軽視する意識がにじみ出ていると言われてしまった。
最後にできるのはマリを解放してあげること。せめて「今」のマリの気持ちを尊重してあげないと……と言われてしまった俺。しかしまだ諦められない自分がいることも事実だった……。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子