<本音は隠す?吐き出す?>嫌ってOK!つかず離れずの関係でいよう【第5話まんが:ママ友の気持ち】
前回からの続き。私はトーコ。夫と、2人の娘と一緒に暮らしています。最近、下の娘・リコが幼稚園に入り、私はまた幼稚園でのママ友づきあいを始めることになりました。うちの幼稚園では、小学校と比べると保護者同士の関わりが濃厚です。しかし実は上の娘・キコのときにいろいろとトラブルがあったので、私自身はママ友と深くお付き合いするのは避けようと考えています。お互い挨拶する程度の関係にとどめられればと思っているのですが……。
お隣のタムラさん(ユキ)から笑顔で挨拶をされて、私も挨拶をしました。お隣といっても、とりたてて仲が良いわけではありません。しかしつい最近まで「ナガタさん」と呼んでいたのに、最近お互いの子どもが同じ幼稚園・同じクラスになった途端、私のことを「リコちゃんママ」と呼ぶようになったタムラさん。きっと彼女なりに仲良くしようと考えてくれているのでしょうけれど、あまり嬉しくはありません。
当時はママ友付き合いをしていた私ですが、あまり話したことがないママ友たちに子どもの服をたかられるということがありました。数人のママ友にしか話していなかったにもかかわらず、聞きつけてあさましい要求をする姿にゾッとしたのです。服の譲渡をやんわりと断ると、ママ友のあいだでしばらく仲間外れのようなことをされました。
今回は久しぶりの参加。ランチ会では、私は完全に聞き役に徹します。その内容はお金の話や夫婦生活など、私個人としては「ママ友と話す内容ではない」と感じるものばかり。少なくとも私としては話したくない内容ばかりでした。しかし……。
たまたま同い年の子どもがいるお隣さんとは、幼稚園でクラスも一緒。それ以来なんとなく距離を詰められるようになり、私は浮かない気分でいました。
ランチ会に誘われて行くと、同じクラスだというママさんがあれこれ私にプライベートな質問を……。そのうえ「つまんない人」と捨て台詞まで吐かれました。
トラブルが嫌なので最後まで笑ってすごしましたが、もしかしたらもうこの会に誘われることはないのかもしれません。しかし私はこれでいいと思っています。
これからも幼稚園のママたちとはつかず離れずの関係で。私にはそのくらいの距離感のほうがちょうどよいのです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・魚師 編集・塚田萌