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「泣いてもいいよ」の気持ちを広めて、子どもに優しい世の中を作ろう!

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「泣いてもいいよ-WEラブ赤ちゃん-ステッカー」のことを知った時、「欲しい!貼りたい!」と思いました。

子育て2年目。まだまだ新米ママの著者ですが、小さな赤ちゃんを連れたママを街で見かけると、少し先輩的な気持ちになって見守ってしまう時があります。
それは、電車やバスなどの公共の場で赤ちゃんが泣いてしまった時。
「どうしよう!」と焦るママの顔を見ると、痛いほどその気持ちがわかるので、できるだけ近くによってニコニコしてみたり、時には、赤ちゃんやママに話しかけてみたりします。

娘がまだ赤ちゃんだったころ、電車の中でギャン泣きされて全身の毛穴開きまくり状態の私に声をかけてくださったおばあさんがいました。

「あらぁ。元気に泣いてる。力強いわぁ。こんなかわいい赤ちゃんの泣き声が聞けて幸せだわ」

この一言に、どれだけ救われたかわかりません。
「すみません。ありがとうございます。すみません…。」

電車の中でギャン泣きする娘を泣き止ませることができず、私は、この方にちゃんとしたお礼を伝える余裕もありませんでした。

でも、この時の感謝の気持ちは忘れることはなく、自分と同じように冷や汗かきながら泣き止ませようと必死なママを見ると、私に声をかけてくれたおばあさんのように、声をかけたくなるのです。
だから、このステッカーを見た時に、「欲しい!」と思ったのです。

このような活動がどんどん広がる世の中になって欲しい。
子ども達がのびのびと育つためには、ママが笑顔でいなくては!

今回は、このプロジェクトの生みの親である、エッセイスト紫原明子さんからメッセージをいただきました。

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「WEラブ赤ちゃん -泣いてもいいよ!-」ステッカーは、赤ちゃんを抱えたお父さん、お母さんに、”赤ちゃんが泣いても、焦ったり、不安な思いをしなくていいですよ”ということを、周囲からさりげなく伝えることを目的とし、ウーマンエキサイトさんと共同で作りました。

4月27日の公開以来、すでに多くの反響をいただいています。

「こんなステッカーを街中で見かけたら嬉し泣きしそう」という、目下子育て中のお母さんや、「こういうステッカーが欲しかった!」と歓迎してくださるたくさんの男性、女性。

ステッカーが街中に広く普及するまでにはまだまだ時間がかかるかと思いますが、まずはこのプロジェクトに寄せられたたくさんの声に、ぜひ耳を傾けてみてください。

メディアやSNSではどうしても厳しい声や、非常識なエピソードばかり拡散されがちですが、本当は、世の中の決して少なくない人が、赤ちゃんを大切にしたい、困っているお父さん、お母さんを何とか安心させてあげたいという思いを抱えています。

またそれと同じように、世の中の決して少なくないお父さん、お母さんが、
社会の人に極力迷惑をかけないようにと、絶えず気を配っています。

このプロジェクトを通し、様々な立場の人たちの思いを可視化することで、本来不要だったはずの警戒心が取り除かれ、たくさんの人が、今よりもう少し社会を信頼して生きていけるようになればと願っています。

ぜひこれからもこのプロジェクトを応援してください。

よろしくお願いいたします。」

紫原さんのお話の中にもあった通り、多くのパパ、ママは赤ちゃんを連れての外出中は、とても気を張っています。
実は、その緊張が伝わって泣いちゃう赤ちゃんも多いんですよね。
「泣いてもいいよ」という気持ちを持った人たちが増えれば、パパ、ママもリラックスしてお出かけができるようになるかもしれません。
そうすることで、赤ちゃんが泣くことも減るのではないかと思うのです。

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文・鈴木じゅん子

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