<わかる人いる?>読書したいのに本を読むと疲れてしまう。お疲れぎみのときにオススメの方法は?
「昔は本を読んでいたので、最近本が読めなくなった」「『子どもに本を読みなさい!』と言っているのに、自分が本を読めていない」。そんなお悩みをかかえている人はいますか。子どもが生まれるとじっくり本を読みたくても、なかなか時間がとれなかったりしますよね。ママスタコミュニティにもあるママからこんなお悩みが寄せられました。
『読書にハマりたいけれど、とにかく疲れる。読むのも遅い。面白い本は映画みたいに、のめり込めると聞いたけど、本当に? まだ出あえてないだけかな?』
投稿者さんは、読書習慣を身につけたいと思っていますが、目が疲れてしまい、読書にハマれていないようですね。たしかに読書は、受動的に情報をとれる動画とは違い、文字を目で追い、頭でイメージをつくるため、疲れてしまう人もいるでしょう。子育てにエネルギーを費やしているママであればなおさらではないでしょうか。ママスタコミュニティのママたちはどうでしょう。ママたちの声を紹介します。
共感!本が読めなくなった……
『わかる。歳を取ると、読書が疲れる』
『小さい頃は読書が好きだったけれど、最近新しい本を読めなくなってきた。疲れる。専ら昔の本を読み返している。これまで読書が好きじゃなかったなら、なおさら疲れるかも』
『読書好きで、本屋や図書館にも通っていたけど、読めなくなってきた。体力が落ちると本を読めなくなるのかな』
投稿者さんの「読書は疲れる」に共感する声が続々と寄せられました。以前は読書が好きだった人でも、歳が上がるとともに読書をするのがしんどくなった人は少なくないようですね。ましてや投稿者さんには、以前から読書をする習慣がありませんでした。ママたちの言うように、大人になってから読書習慣を身につけるのは難しいのでしょうか……?
短編やライトノベルから読み始めてみては?
『子どもの頃からの読書好きな私でも、自分に時間やエネルギーの余裕がないと、なかなかページが進まないです。それでも「読みたい」という欲求は常にある。5分やもっと短い3分の短編集など、読みやすいものからスタートしてみてはいかがですか?』
『本を読むにも体力がいる。抵抗なく読めるライトノベルから入ったらいいんじゃないかな?』
『イマドキは大人が読んでも感動したり深い絵本もあるし、詩集とか体験記とかエッセイから読んで、まず活字を読むのに慣れることから始めたら? 物語だと想像力に頭を使うから疲れちゃうのかも』
「長編ものではなく、エッセイ・ライトノベル・短編ものから読み始めてみては?」とアドバイスをくれたママたち。たしかに、抽象度が高い本や、字面を追うだけでは想像しがたい小説は頭を使いますよね。その点、短時間で読める短編ものや好きな有名人のエッセイ、ライトノベルであれば気楽に読むことができそうです。読書に時間が取れないママは、寝る前の15分や子どもが習い事に行っている間を読書タイムと決めて、ライトな本から読み始めてみるのもいいでしょう。
相性の良い文体、ジャンルを探してみよう
『この前、何年ぶりに本を買って読んだけど、1日で読んじゃった。面白かった。私も最近はすぐ眠くなっちゃうから読みたくても読めなかった。でも好きな作家さんの本は、文体がシックリくるからか読み切っちゃったね。何冊か試してみないと相性良い文章には出あえないかも』
『好きな作家さんに出あえると良いかも。平日は時間ないから土日の空いた時間に一気に読んでいます』
『私はミステリーしか読まないけど、だいたいの本は先が気になるから集中して1、2日で読んじゃうよ。でもミステリー以外は進まないし、眠くなるね。どの分野に興味があるかじゃないかな?』
また、ひと口に本といってもさまざまなジャンルや文体があるので、「自分が興味のあるジャンルや文体の本を見つけて読むのがいい」とオススメしてくれたママもいました。たしかに作家の文体でも相性の良いものとそうではないものがありますよね。投稿者さん自身も言っていますが、まだ自分と相性の良い作家さんに出あえていないかもしれません。しかし相性の良い作家さんを探すためには、ある程度、本を読む必要があります。図書館に行って探してみるものもいいですが、オススメなのが、自分が好きな有名人がオススメする作家さん、価値観の合う友達が呼んでいる本であれば、相性の良い文体やジャンルに出あえるかもしれません。人に聞いてみてもいいですね。
読書慣れするには……?
『読書慣れしていないなら、ドラマや映画になったものはどうかな。登場人物を誰が演じたかわかると、入りやすいかも』
『私は読書好きだけど、自分のタイプじゃないのは何度も読もうとしても先に進むのが遅い。好きな作家さんや好きな作品はサクサク読める。投稿者さんも好きな映画で原作があるなら原作を読んでみてもいいかも。映画ではなかった細かいことがわかったりするよ』
さらに「ドラマや映画化された原作を読んでみるといい」といったアドバイスを寄せてくれたママもいました。好きなドラマや映画がある人はいいですよね。物語の展開も頭に入っているので、登場人物や物語背景を把握せずとも、読み進めることができます。またドラマや映画と原作を比較して、違いを楽しむこともできますよね。
子育てや家事にエネルギーを使っているママは、読書をしたくてもできない人が少なくないことがわかりました。もし読書にハマることができなくても、「人生にはそんな時期もある」と割り切ってしまってもいいのではないでしょうか。そして、子どもが大きくなってから読書を再開したり、読書を始めたりしてもいいですよね。「読書をしてみたい」という欲求を持ち続けていれば、いずれ心に沁み入る本に出あい、経験豊かなみなさんの人生をより豊かなものにしてくれるかもしれません。
文・安藤永遠 編集・荻野実紀子 イラスト・加藤みちか
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