<義姉の子「預かって」!?>不憫な娘を助けたい!同居の嫁にもヘルプ【第2話まんが:義母の気持ち】
前回からの続き。私は夫と2人暮らしをしています。同じ敷地内に息子のヨウヘイ家族が暮らしており、お嫁さんのカオリさんと3才と1才の孫もいます。娘のトモミは電車で2時間ほどの場所で暮らし、夫ユウジさんと3人の子どもを育てています。そんなトモミからある日離婚を考えていることを告げられました。話を聞けば聞くほどユウジさんに憤りを感じます。行事の写真にはよく笑顔で写っていたので、子煩悩な人なんだろうなと思っていたのに……。
切なそうに話す娘の顔を見ていると、涙が出そうになります。娘にこんな顔をさせるために、結婚を許したわけじゃありません。けれど私が感情的になっても仕方ありません。娘はきっと不安なのでしょう。だから私は即座に「帰ってきなさい」と言ってあげたのです。
今まではお互いに気を遣ってもいけないと思い、カオリさんにはとくに手伝いなど申し出ていませんでした。けれどトモミが子どもたちを連れて戻ってきたら、一緒に全員の子どもたちを育てればいい。お互いに助け合って、一緒に幸せになればいい。
私はトモミが不憫でなりませんでした。こんな想いをさせるために育ててきたのではないのに……。ユウジさんのことが憎くてなりません。しかし感情的になってトモミを困らせるより、今できるのは安心感を与えてあげること。だから私は「帰ってきなさい」と伝えました。
正直、私たちも高齢です。トモミの子どもたちの面倒をみてあげることに不安がないとは言い切れません。しかし心強い味方がいることを思い出したのです! カオリさんはまだ若いし、トモミの子どもたちと触れ合うことで、この先の育児の予習にもなるでしょう。
もちろんカオリさんのことも一緒に手伝うつもりです。そうやって皆で協力しながら5人の子どもたちを育てていけばいい。そう思って協力をお願いしたのに、カオリさんからはハッキリ「お断りします」と言われてしまったのでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・マメ美 編集・井伊テレ子