<ウソつき夫と離婚したい!>「ウチに帰ってきなさい」背中を押してくれた両親の言葉【第3話まんが】
前回からの続き。私(トモミ)は、夫のユウジと3人の息子(ミナト小学3年生、アサヒ小学2年生、ハルキ保育園年長)との5人暮らしです。結婚する前から「子ども好き」「賑やかな家庭を築くのが夢」と言っていた夫。私たちは3人の子宝に恵まれましたが、夫はまったくと言っていいほど育児に興味を示さなかったのです。夫に対して「嘘つき」と腹立たしさを覚え、離婚という言葉が頭をよぎるものの、私はなかなか一歩を踏み出せずにいました。そんなとき、友人のアリサに背中を押されて……?
私の地元は、自宅から電車で2時間ほどの場所にあります。長期休みのタイミングには子どもたちを連れて泊まりに行くようにしていました。もちろん夫が一緒に来ることはありません。私は今までの経緯を、子どもたちが寝たあと両親に話しました。
「現状については何度も話し合おうとしたの。でも何も話が進まなくて……。多分『結婚して子ども3人養っている俺』になりたかっただけで、あとはどうでも良かったのよ……。あの言葉……信じていたんだけどな……」涙が溢れてきました。
正直なところ、3人の子どもたちを一人で抱えて生きていく自信がありませんでした。だから離婚したい気持ちはあっても踏み切ることができなかったのです。シングルになったら、フルタイムで働き今よりももっと仕事を頑張らないといけません。甘いと思われるかもしれませんが、親に子育てを協力してもらえたらどれだけ心強いか……。
ありがたいことに両親は私たち親子を受け入れると言ってくれたのです。私の両親は、弟のヨウヘイ一家と敷地内同居をしています。ヨウヘイの妻カオリさんもハキハキとした明るい女性で、子育てをしながら両親とうまくやってくれているようで安心です。
あとは私が、夫に離婚を告げるだけ。そう思って私は夫のいる自宅に戻ったのでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・マメ美 編集・井伊テレ子