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<ワーママのトラウマ>「心配していたんですッ」元同僚にバッタリ……絶対ウソだよね?【中編まんが】

前回からの続き。私はマナ(32)。前職の職場をパワハラで辞めています。パワハラといっても、私が子どもの風邪や体調不良で休みがちだったことをよく思わなかった人たちがいた、その結果としての退職でした。職場へ「休みます」と連絡するのもつらくなり、出勤したらしたで白い目で見られ、ヘトヘトになってしまいました。私は夫のケント(35)に相談して仕事を辞め、娘のミイは保育園を退園。近所の幼稚園へ転園しました。でも、何かと物入りな時代です。私も働かなくてはなりません。退職から半年経った今日、新しい職場に出勤です。
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今日はケントが幼稚園までの送迎を引き受けてくれました。仕事のことだけを考えられるのはとても助かります。初日から遅刻をするわけにはいきません。私は足を早めました。通勤時間は電車で30分ほど。途中の乗り換えの駅でホームを歩いていると……
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そこには前職の同僚、チズルさんの姿が。私は背筋が凍るのを感じました。心臓がイヤな音を立てています。
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紙に書かれていたのはメッセージアプリのIDでした。私は黙ってその紙を受け取ると、その場を立ち去ります。何かチズルさんに返事をしたかったのですが、できませんでした。冷たい汗が額から吹き出します。
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その日は社内の配置や使ってよい備品の案内、仕事の流れなどの説明を受け、軽く実務をこなしました。私の仕事はお客様とチャットでやり取りをして、要望があった書類を作成したり、電話やメールで連絡をしたりする事務代行です。初日の仕事は疲れましたが、時間が経つのはあっという間。15時の退勤時間まで夢中で過ごしました。
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私は社会復帰の手ごたえのようなものを感じました。仕事は楽しかったですし、ケントもミイも笑顔です。このままうまくいきますように。そう願わずにはいられませんでした。
家族でにぎやかに夕飯を食べ、のんびりしたあとに、布団に入ります。気持ちのよい疲れに、すっと眠れそうでした。
でも寝るときにふと、チズルさんが手渡してくれた連絡先がカバンに入っているのを思い出したのです。彼女はなぜ私に連絡先をくれたのでしょうか。

【後編】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・もえこ 作画・林檎りん 編集・塚田萌

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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