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留守番中に地震が起きたら?子どもが自分で命を守る術とは

災害は、いつどのような状況で起きるか分かりません。子どもが一人で留守番中に大地震が起きたら、どうするように言ってありますか?

筆者が住む東北地方は、2011年に東日本大震災がおこり多くの命が失われました。その時に痛切に感じたことは「我が子の命を守れるのは親であり、守り方を教えるのも親」ということでした。

それから数年が経ち、長男が小学校入学を控えた頃。筆者もこの「子どもが一人で災害から自分の命守れるのか?」という心配に突き当たり、県立の防災学習館へ子どもと訪問しました。

館内の展示が勉強になったのはもちろんなのですが、私ども親子の会話を聞き、担当職員の方が子どもに直接「君が一人でいる時に災害が起きたら…」と、子どもの年齢に合わせた対処法を教えてくださいました。

その中から今回は、「地震が起きたら、どうしたらいいか」をお伝えしたいと思います。

大地震では「立っていられない、歩けない、動けない」

地震コーナーでは、モニター画面と連動して足元が動く地震擬似体験装置がありました。この装置には、東日本大震災・新潟県中越地震・阪神淡路大震災の三つの地震が記録されており、その揺れ方を再現できます。そして最大震度だったエリアの地震発生時の映像がモニター画面に映し出されます。

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ここで体験して欲しいことは、このクラスの地震が起これば立っていられない、歩けない、動けないということでした。担当者は「こんなに大きな地震が起きたら、机の下まで歩いて隠れに行けないかもしれないんだよ。こんな時はどうしたらいいかな?」と、問いかけました。

第1番目の行動は「頭を守る」

動けないほどの大きな地震が起きたら、手を伸ばせる範囲にある物で、頭を守ります。絵本でも、カバンでも、座布団でも良いからまず頭の上に乗せ、上から落ちてくる物から頭を守ります。動けそうになったら、机の下などに頭も身体も入れて、全身を守ります。この全身を守れる場所は、以下の条件で家の中であらかじめ探して確認しておきます。

・身体を隠す物自体が頑丈であること
・窓ガラスや食器棚、テレビなど、ガラスが近くにないこと
・出入り口に近いこと(もし家が倒壊した場合、救出されやすい)

帰宅後、子どもと家の中でこの条件に当てはまる場所を探し、本人の勉強机の下に決めました。また頭を守る物は、実際に絵本やおもちゃ、台所や玄関なら下敷きマット等、いろいろ試してみました。

揺れが終わったら

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・海辺、川辺に住んでいたら→靴を履いて、高い所や海川から離れる方向に走って行くこと。近くの大人がきっと同じように走っているので、それについて行くこと

・内陸に住んでいたら→靴を履いて、歩いて外へ出ること。そしてあらかじめ親と相談しておいた避難先へ行くこと

避難経路も、以下の条件を踏まえて考え、お子さんと実際に歩いてみます。

・ブロック塀、崖など崩れてくるものはあるか

・橋を渡らない。橋や高架橋の下を通らない

・上からガラスや落下物がありそうな建物の側を通らない

小学校低学年ぐらいの子どもが、地震の恐怖と一人ぼっちの心細さの中で、いったいどの程度のことができるのでしょう。子どもが一人でできることには、年齢によってかなり差があるものだと思います。ぜひお子さんの様子を見ながら「うちの子だったらこれはできるかな?何回か繰り返しておけばできるかな?」と、想像しながら親子で一緒に考え、一緒に試してみてください。

 

文・Yoko O.  イラスト・んぎまむ

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