推し活に年間100万円以上使っている人は何%?ママたちの推し活事情 <ママのリアル調査>
特定のアーティストやキャラクターを応援する「推し活」。ひとことで「推し活」といっても推す対象は2次元から3次元、人物であったりそうでなかったりと幅広いようです。そこで今回ママスタセレクトでは「ママになっても推し活をしていますか? していましたか?」をテーマにアンケートを実施しました。
推し活をしているママが約6割に
回答を寄せてくれたママは792人。そのうち「している(していた)」と答えたママは462人で、全体の約6割という結果に。ママたちが具体的に何を推しているのか教えてくれました。
アイドル・俳優などの有名人を応援
『中村倫也さん推しで、舞台に行ったり、掲載されている雑誌を買ったりしている』
『Perfumeのライブに行く!』
『BTSが大好き。今は活動再開を待っているので控えめな推し活だけれど、公式グッズが出たら必ず買います!」
ほかにも「SixTONESのドームライブは大阪と名古屋に行った」「東方神起のファン。ライブに参戦する」などなど、大好きなアーティストを応援するママたちは少なくないようです。
このママたちの推し活は内容が多岐にわたるのも特徴です。CDやDVD、雑誌、カレンダー、グッズの購入に始まり、ライブへの参戦、テレビやラジオの視聴と大忙しです。なかには「ハンドメイドで推し活グッズを作って仲間に配る」という人までいました。
スポーツは特定のチームから選手まで
『阪神タイガースの大ファン。もちろんファンクラブにも入っています』
2023年の阪神タイガースのリーグ優勝、日本一はさぞ感慨深いものだったことでしょうね。
『羽生結弦さんの公演に行く』
一線を退いたあとも、応援し続ける姿はファンの鑑(かがみ)といえるかもしれませんね。
ひいきのプロ野球チームやプロバスケットボールチーム、Jリーグのチームがあり、それを熱心に応援するママもいるようです。そんな推し活は、ママひとりだけのものではなく、家族みんなで熱くなれる、そんな推し活にもなりそうですね。
アニメ・キャラクター推しのママも
推し活の対象は「人物以外」と多岐にわたります。
『アニメのキャラです! 今は、ONE PIECE、ハイキュー、コナンなどにはまっています』
『ディズニーのドナルドダック』
ディズニーキャラクターでは「ミニーマウス」を推すママも。この方は「ミニーちゃん推しで舞浜に通いまくっている」とつけ加えます。熱心さが伝わってきますね。ほかにも「ミッフィーグッズ」や「ドラえもんグッズ」を購入して推し活をしているというママもいました。
ママの推し活予算 10人に1人は年間30万円以上
今回のアンケートでは、推し活をしているママに対し年間の推し活予算についても聞きました。もっとも多かったのが5万円未満と答えたママで、全体の7割弱に。推し活に一定の金額を割いているものの、高額な出費とまではいっていないようです。家計とのやりくりを考えて、推し活の予算は控えめという人も多いのかもしれません。
一方で、予算30万円以上が5.7%、100万円以上が5.1%。年間30万円となれば月に2万5千円、100万円となれば8万円以上の出費です。なかなかの予算ですから、推しにかける熱量も相当なものと想像できます。
ママたちが推し活をする理由とは?
これほどまでにママたちが推し活をする理由はどこにあるのでしょうか。
ストレス解消とリフレッシュ
推し活には日常生活から離れて、自分自身のためだけに時間やお金を使う楽しみがありそうです。日頃、子どもや家族のために時間を使うことの多いママたち。“自分のため”に過ごせる推し活はストレス解消やリフレッシュのときになっているのでしょう。
社会的交流とコミュニティの形成
同じ推しを推すもの同士の交流も楽しみのひとつといえそうです。SNSでの交流がきっかけとなってファン同士のつながりが強くなり、推し活がますます盛んになることもあるでしょう。新たな友人ができることもありそうですね。
推し活はママたちの新たな輝きの場でもある
約6割のママたちが推し活をしている(していた)ことがわかった今回のアンケート結果。それだけ、推し活はママたちにとって日々の活力や喜びにつながっているといえそうです。ママたちは日々の忙しい暮らしのなかでも、時間を上手にやりくりし(なかには家計もやりくりしつつ)自分自身のために、推し活を続けているようです。それはきっと、自分の人生を彩る手段でもあるからでしょうね。
「推し活」というとアイドルや俳優といった「人」をイメージしがちですが、キャラクターやアニメなど、ママたちが推すのは「人」に限ったことではありません。自分が全力で応援できるもの、そして推し活をすることで自身の生活が豊かになるものであれば、その対象はどんなものでも良いはず。推し活をしていない人もこれを機に何か1つ見つけてみてはいかがでしょうか? 新しい人生が始まるかもしれませんよ。
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総回答数:792票
調査方法:インターネット
調査月:2024年4月
調査・分析:ママスタセレクト編集部
文・編集部 イラスト・善哉あん