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<自立しろ!若い夫婦と同居>ルールが守れないならムリ「出て行って!」猶予は1ヶ月【第7話まんが】

前回からの続き。私(ミサコ)は10年前に夫を亡くし、正社員で働きながら娘のマナミと二人三脚で頑張ってきました。娘は5年前に夫のジュンくんと結婚、孫も2人産まれました。しかし最近ジュンくんの転職で家計が厳しくなった娘一家は、期間限定でいいから同居をしたいと言ってきました。私は家事を分担してルールを守れるなら……と承諾しましたが、いざ同居してみると自分からは全く動こうとしないジュンくんと、それをかばう娘。私はだんだん腹立たしく感じるようになってきました。同僚には「娘をそんなふうに育てた親のせいだから、責任をとるべき」と言われましたが……?
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私は大きく息を吸って、娘夫婦に言い渡しました。「出て行ってください。もし一ヶ月以内に部屋を決められないようなら、荷物はトランクルームに強制的に預けさせてもらいます。ホテル暮らしでもしてください」「お母さん!?」
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「あなたは私のことをあたかも『同居をしてくれているお婿さんをいじめる嫌な姑』みたいに言ってくるけれど。あなたたちが自分たちの都合で転がり込んできただけ。世話になっている時点で、私とあなたたちの立場は平等じゃないの」
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「一ヶ月だからね。分かった?」そう言って、私はリビングを後にしました。少し言いすぎかなとも思いましたが、ハッキリと伝えることができて良かったのかもしれません。完膚なきまでに言われて、きっとマナミたちも「これ以上は無理なんだな」と分かってくれたことでしょう。
最初にジュンくんが家事を手伝わなかったところである程度線引きをしておけば良かったのに、中途半端な優しさを出してしまった自分を今は悔やんでいます。一ヶ月間の猶予のあいだ、娘たちはきっと家探しに奔走するでしょう。今回のことがきっかけになって、娘夫婦のカタチが少しでも前向きな方向に変化してくれることを、私は密かに願っているのでした。

【第8話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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