<不登校、娘のせい?>私ばかり指名されるお世話係「……もう辞めたい」【第3話まんが:娘の気持ち】
前回からの続き。私はマヨ、中学2年生です。学校には友達もたくさんいて楽しく通っています。しかし最近の私には悩みがひとつ。それは1年生のときに同じクラスだったカナエちゃんのことです。1年生の途中から学校に来なくなり、2年生になってからはときどき別室登校をしているカナエちゃん。そのカナエちゃんの話し相手を、なぜか私がさせられているのです。特別仲が良いわけでもないのに……。どうして先生が私ばかり指名するのか全然わかりません。
私はうなだれながら給食を用意し、カナエちゃんのいる別室へ向かいました。カナエちゃんは私の姿を見てとても嬉しそうな顔。けれど私は複雑な気持ちを抱いてしまいます。私たちは机を向かい合わせに並べ、話をしながら給食を食べます。
だいたいはカナエちゃんが一方的にマシンガントークを繰り広げ、私はただ聞いているだけ。私はこれまで不登校に「学校に来る気力がないから休んでいる」というイメージを持っていました。だから元気に見えても心がつらい状態なのかもしれないけれど……。
カナエちゃんのいる別室へ行くこと自体は、そこまで嫌なことではありませんでした。ときどきは話をしていて楽しかったと思うこともありました。でも先生が毎回私ばかり指名するので、だんだん「なんで?」と不満が募っていったのです。
それにカナエちゃんからはたまに、こちらの気持ちがずっしり重くなるような言葉が出るのです。「私に会えなかったら学校に来る意味がない」そんなことを言われてどう反応していいのかわかりません……。
私はいつまでカナエちゃんのお世話係をすればいいのでしょうか。なんだか私まで学校に行きたくなくなってしまいそうです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・マメ美 編集・井伊テレ子