<ヨメ差別する義母>「仲間外れはダメ」オトナたちのわだかまりを解決してくれたのは?【後編まんが】
前回からの続き。私はナツミ。夫と娘がいます。家族3人で仲良く暮らしていますが、私には悩みがひとつ。それは義実家にお邪魔をすると、義両親からあれこれとお手伝いを頼まれること。もちろんそれ自体はいいのですが、義弟嫁のシズルさんにはまったく声をかけません。同じ嫁の立場なのに何故そんなに扱いが違うのか、夫と一緒に話を聞きに行ってみました。すると義両親からは、「シズルさんには頼みづらい」と意外な返事が。私が知らなかっただけで、義両親は過去に断られたことがあるらしく、それ以降お願いできなくなってしまったというのが実情でした。
自分の気持ちを落ち着かせるためにも、「シズルさんにお手伝いしてもらう」という選択肢を消すことにしました。身支度を軽く整えると、いつものようにキッチンに向かいます。
義父が手際よくヘタをとると、サホは目を輝かせています。しばらくヘタを取り続けていたサホ。すると何を思ったか、シズルさんのところまで歩いていきました。その後、サホはシズルさんを手伝いに誘いました。
私たち大人は押し黙ってしまいました。サホは構わずシズルさんの手にいちごをひとつ乗せます。
シズルさんはそっとヘタを取りました。するとサホは大きな拍手をしました。
サホの勢いに負けたのか、シズルさんは一緒になってイチゴのヘタを取り始めました。私たちは顔を見合わせて笑ってしまいました。
お手伝いをしようとしないシズルさんに対して、「どうしよう」と頭を悩ませていた私たち。今後も私だけがお手伝いをすることになるのかも……と思いきや、サホからのまさかのひと言でシズルさんはすんなりと手伝ってくれました。
あのとき、大人4人で驚きながら顔を見合わせたことは忘れないでしょう。もしかしたら子どもの純粋な心のほうが、大人の頑なな気持ちを動かせるものなのかもしれません。
今後シズルさんの行動がどうなるのかはわかりませんが、なんだか少しスッキリした気持ちになりました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・Ponko 編集・横内みか