<木綿絹ごし論争>木綿豆腐と絹ごし豆腐どっちが好き?上手な使い分け方とは?
みなさん、お豆腐は好きですか。ひと口に豆腐といっても絹ごし豆腐や木綿豆腐、おぼろ豆腐などさまざまな種類がありますよね。なかでも豆腐の二代巨頭は、絹ごしと木綿ではないでしょうか。みなさんはどちらの豆腐が好きでしょうか。ママスタコミュニティのあるママから、こんな質問が寄せられました。紹介します。
『木綿豆腐じゃなくて、絹ごし豆腐を買う人はなんで? 木綿豆腐じゃダメなの?』
投稿者さんは木綿豆腐が好きなようですね。周りは絹ごし豆腐が好きな人が多いのでしょうか。木綿豆腐よりも絹ごし豆腐を買う理由がわからないと綴られています。ママスタコミュニティのママたちはどうでしょうか。ママたちの声を見ていきましょう。
絹ごし豆腐の口あたりが好き!
『木綿豆腐の、あのもさっとした食感と重たさがイヤなの』
『絹の滑らかさが好きだから。私からしたらなぜ木綿を買うんだろうと思ってしまう。義実家の冷奴が木綿豆腐で衝撃だったわ……』
『絹のツルッとする口当たりが好き。木綿も好きだけどね』
絹ごし豆腐は、木綿豆腐よりも口あたりがよくて好きだというママの声が続々と寄せられました。投稿者さんは木綿派でしたが、絹ごし派のママもいるようですね。絹ごし豆腐は木綿よりもなめらかで喉ごしがよいので、好きな人は少なくないのかもしれません。その理由は、作り方に理由がありそうですよね。たとえば、木綿豆腐と絹ごし豆腐はどちらも主に大豆と水とにがりで作るシンプルなものですが、作る工程が違います。どちらも豆乳ににがりを入れて豆腐を作りますが、そのまま固める絹ごし豆腐に対して、木綿豆腐は固めたものを崩して圧縮し、水分をしぼって成型します。だから水分量が違うんですね。木綿は水分をぬくため口当たりが重たくなり、少しモサモサとしているように感じるのかもしれません。
メニューによって豆腐を使い分ける
『料理のメニューによって変えるものじゃないの?』
『料理で使い分けるよ。冷奴や味噌汁は絹、それ以外は木綿』
『麻婆豆腐のときは木綿だけどお味噌汁とかは絹派だなぁ』
料理によって豆腐を使い分けているといった声も寄せられました。冷奴やお味噌汁は絹ごし豆腐を使い、火を使う料理は木綿豆腐を使うなど、調理方法によって変えているようです。木綿豆腐は水分が少ないので、油を使って炒めるときに油を吸ってくれるのでおいしく仕上がりますよね。一方、水分の多い絹ごし豆腐を炒めると、形が崩れやすいといったデメリットもあります。それぞれの特徴を知って使い分けてもいいですね。
木綿豆腐は栄養満点!?
『木綿のほうが栄養もあるし、本当の豆腐の味がする』
さらに木綿豆腐は「栄養価が高い」「たんぱく質が多い」といった声も寄せられました。実際どうなのでしょうか。食品成分データベースによると、木綿豆腐100gのたんぱく質の含有量は7g、絹ごし豆腐100gのたんぱく質は5.3g。たんぱく質が多いのは木綿豆腐のようです。また豆腐はたんぱく質だけでなく、カルシウムなども含まれているとのこと。豆腐に限らず、納豆やみそなどの大豆食品は、日常の食生活のなかでその他の食品とともにバランスよく食べることが推奨されています。
木綿豆腐と絹ごし豆腐、それぞれの良さがありますが、ご家庭で普段作る献立によって選ばれる豆腐も変わってくるのかもしれません。お味噌汁などであれば、食べやすい絹ごし豆腐が人気かもしれませんが、たんぱく質量が多い木綿豆腐もうまく使いたいところ。木綿豆腐を使った炒め物、たとえば麻婆豆腐やゴーヤチャンプル、すき焼き、中華炒めなどもいいですね。ママたちの意見を参考に、新たな家庭の味を見つけていくのはいかがでしょうか。
文・安藤永遠 編集・有村実歩 イラスト・天城ヨリ子
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