<「金目当て!」義母から非難>壊れたらもう戻れない「前とおなじ関係はムリ」線引き【第8話まんが】
前回からの続き。私(スズカ)は夫のレイジと結婚して、義実家から車で30分ほどの場所に住んでいます。義両親は私や、孫である息子のゲンキ、娘のユウナのことをとても大切にしてくれ、会うたびに玩具や洋服、食材などをくれていたのです。私は優しい義両親に恩返しをするため、頼みに応えてなんでも手伝ってきました。そんなある日、義兄カズマさんが結婚とともに義実家で同居をすることが決まります。しかししょっちゅう手伝いに来る私を見て、義兄のお嫁さんであるミヤビさんは心苦しく思っていたのです。そのため義母からの要請を断るようにしたところ、いきなり「結局お金目当てだったのね」と言われてしまい……?
今までずっと義両親に喜んでもらいたくてやってきたことは、すべて「お金のため」だったと思われてしまったのでしょう。義母から言われたことを話すと、夫は申し訳なさそうに頭を下げました。
「確かに義両親から贈り物をもらわなくなったタイミングだったし。お義母さんがそう思った気持ちも分からなくもないの……。私も、もっと伝え方に気を付けた方が良かったのかもしれない。そこは反省する。ごめんなさい。だけど……」
「表面上は受け入れたとしても、もう前みたいに仲良くするのは無理だと思う。だって……私とお義母さんは本当の親子じゃないもん。一度壊れたら、簡単には戻らないの」
ミヤビさんと義兄のカズマさんからも謝罪を受けました。「余計なことを言ってしまってごめんなさい……。私も同居への覚悟が足りなかったんだと思う。それなのに、その矛先をスズカさんに向けてしまって……」「これからは俺がちゃんと両親のことを見ますから……。スズカさん、今までウチの両親のこと、本当にありがとうございました」
義母の言葉はとても悲しかったけれど、先々のことを考えると今このタイミングで線引きができたのは良かったのかもしれません。今後は義兄がしっかりとミヤビさんと義両親の間に入り関係を取り持ってくれるそうです。だとすれば私と義母が距離を取ることになったのも、悪いことばかりではなかったのかなと思っています。義実家の手伝いがなくなった分、これからは仕事に精を出すつもり。ミヤビさんの同居生活が末永く幸せなものでありますようにと陰ながら祈っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子