<孫差別する義母>鈍感すぎる夫「母さんを悪く言うなよ~」ぜんぜん頼りにならない!【第2話まんが】
前回からの続き。私はコユキ。夫のケイスケ、小1の息子ユウタと一緒に暮らしています。特に問題なく仲のいい家族だとは思っているのですが、私にはひとつだけ心に引っかかっていることが……。それはケイスケのお母さん、つまり私にとっての義母についてです。義母は決して目に見えて意地悪をするような人ではありません。しかし私にとっては、どうにも義母が孫差別をしているような気がしてならないのです。今日は、ユウタには買ってくれなかったランドセルや自転車を義弟の子・ショウくんに買う話をされました。モヤモヤした私は、帰宅後……。
直接「差別してる!」と言いたくなかった私は、あえて水を向けるような言い方をしました。しかしそれではケイスケにはピンと来なかったようです。私はケイスケののんびりした様子に、だんだんイライラしてきました。
つい語気が荒くなります。ユウタとショウくんで、対応に差がありすぎます。
「お義母さんがユウタに何か大きいものを買ってくれたことある? せいぜい絵本とか服くらいじゃない。これが差別じゃなくてなんだって言うの?」
「今日だってユウタには麦茶しか出してこなかったじゃない。行くことは事前に話しておいたんでしょ? ジュースのひとつも用意できるはずよね。ショウくんにはシュークリームもジュースも出せたんだから」ずっと抱いてきた違和感。言葉にすればするほど、モヤモヤした気持ちがふくらみます。
「そんな悪く言うなよ。母さんとしてもあっちの方が親しみやすいんじゃないの? シンイチもよく家に行ってるみたいだしさ」
「そういう問題じゃないってわからないの?」私は思わずため息をついてしまいました。ケイスケは、私ばっかり嫌味を言っているような口ぶりです。
「だから、そういうことじゃないでしょ。もっと平等にしてって言ってよ」私がそう言うと、だんだんケイスケもイライラしてきたようです。
このひと言で私は堪忍袋の緒が切れてしまいました。もうこのままだまって引き下がるわけにはいきません。
ケイスケに対して「義母の振る舞いが非常識だ」と話してもピンとこないところに、私は歯がゆさを感じてしまいます。ひょっとしたらケイスケの心の中には、「自分の母親が差別なんてひどいことをするわけない」という思いがあるのかもしれません。実の親のことを信じたいのは当然のことでしょう。しかし実際に目の前で差別されている様子を目の当たりにしているのですから、現実を受け入れてほしいものです。来週、私から義母に話をしようと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・春野さくら 編集・塚田萌