情報番組で取り上げられた『ママ友活』はバカバカしいことなのか?
毎朝、テレビのチャンネル権は2歳の娘が独占しているので、Eテレ以外の番組を見る機会がなかなかない我が家。
時々、テレビよりも夢中になる遊びを見つけた日にチャンネル権を譲ってくれるので、そんな日は、なんとなく合わせたチャンネルで、朝の情報番組を見ています。
数日前、TBSの「白熱ライブ ビビット」で、『ママ友活』という特集をしていました。
その特集を見た最初の感想は、「何にでも「活」ってつけちゃって…」でしたが、実際に子育てをしていく中で、「今いるママ友の存在がなかったら…」と思うことは多々あります。
番組の特集では、ママ友を作る為にヨガやパン教室に通ったり、児童館の集まりに積極的に参加するというママ達が取り上げられていました。
ママ友がいないと、保育園、幼稚園の情報も入って来ない!と嘆くママまで。
これは、実際に今幼稚園情報収取をしている身をしては、頷ける話でした。
同じ地域に住むママ友がいなかったら、このあたりの幼稚園情報は本当に知ることができないという状況に、まさに今、直面しているからです。
そして、一時期話題になった「ママ名刺」も紹介されていましたが、これ、実際に使っている人っているんでしょうか?
私は、1度も出会った事がありません。
『ママ友活』を見た視聴者の声
「ママ用の名刺交換とか意味わからない。気合いいれすぎ…。」
「変なプレッシャーかけて日本人を追い詰めたいのかな。」
「一時期、ママ友トラブルに関してテレビでよく取り上げてたなぁと思ったら、次はママ友活?」
「ママ名刺配ってる人いたら引くわ…」
「活つけりゃいいってもんじゃない。本当にあほらし。」
この反応の多くは、『ママ友活』と言う言葉に対しての違和感がそうさせているような気がします。
しかし、実際にママになり、育児をする日々の支えになっているのは、間違いなく『ママ友』の存在!と、私は言えます。
ママ歴2年の私にとって、この間に『ママ友』の存在なしには乗り越えられなかったことがたくさんありました。
名刺を配ったり、本来の自分を偽って必死に取り繕ったりするのではなく、同じ時期にママになった人と、お互いの子どもの成長を見守り合えるような存在の友だちがいるというのは、かけがえのないことだと思うのです。
メディアに取り上げられると、どうしてもネガティブな受け止め方をしてしまうことが多いですが、今、育児をしながら悩みや相談を話せる友達が1人もいないというママがいたら、私は胸を張って『ママ友活』をお勧めします!
「白熱ライブ ビビット」の『ママ友活特集』でも、コメンテーターとして出演していた作家のLiLyさんが、「ママ友は戦友」と話していました。
『ママ友』という言葉から連想する、「女同士のめんどくさい付き合い」をピックアップするよりも、『ママ友がいたから救われた!頑張れた!』という話を、どんどん発信したいと考えています。