<いつまで犠牲に?>毎日の家事や子育てに疲れて限界。家出したい気持ちへの向き合い方は?
家の中で家事や育児の負担が多くなると、心身共に疲れてしまうことも。それをグッと我慢してしまうのが親というものなのかもしれませんが、限界もありますね。ママスタコミュニティのあるママから、こんな投稿がありました。
『もう疲れた、家出をしたいと思ったことはありませんか? 朝から旦那にキレられ反抗期の娘に嫌いと言われ、もう疲れた。受験生もいるし、難病持ちの子もいる。「自分で望んで子どもをたくさん生んだんでしょ?」と言われれば何も言えないけれど、家を出たい……』
投稿者さんは、毎日の家事や子どもの面倒に疲れ果ててしまっています。病気を持つ子どものお世話に加えて、高校受験生や反抗期の子どもへの接し方にも悩んでいるのでしょう。旦那さんは投稿者さんをサポートするつもりもないようですから、負担ばかりが大きくなりますね。少しでもよいから1人になりたいと思う投稿者さんの気持ちを、他のママたちも理解してくれています。
自分のことだけを考えたい
『1人になりたい。自分の面倒だけを見て生きていきたい。自分のことだけを考えて生きていきたいなどと思います』
家族のためとはいえ、自分に大きな負担がかかるとママも全てを投げ出したいと感じるもの。自分のためだけにゆっくりと時間を使いたいと思うこともあるでしょう。投稿者さんのように家から離れたいと思うママも少なくないのかもしれません。
『なんで私が家のことをしないといけないの? と思います。いつまで犠牲にならないといけないの? と』
投稿者さんの場合は病気を抱える子どもはいますが、その子以外は自分のことは自分でできる年齢です。でも子どもはママが全てしてくれると思って、身の回りのことなどは何もしないのでしょう。せめて手伝いをしてくれればママの負担も軽減されますが、子どもはママに頼ってばかりなのかもしれませんね。投稿者さんにもやりたいことがあるでしょうから、いつまでも自分を犠牲にしたくないと思っているようです。
家事は最低限に!
『私は家事を手抜きしても気にしないことにしたよ! 私だけが家をきれいにしていたと気づいて、もうやめた。最低限という感じ』
『私は家族に人生捧げて体を壊したよ。無理したらダメ! あなたの人生だからね。今は日曜日は家事を放棄して、好きなことをしている』
ママには家事をしないといけないという責任感があるかもしれませんが、手を抜くことも必要かもしれません。「いつも家の中をきれいにしないといけない」ではなく、「生活に支障が出ない程度にすればよい」と考えを変えてみてはいかがでしょう。またアドバイスをくれたママがしているように日曜日は家事をしないと決めて、家族に宣言してしまうのもよさそうですね。
家族から離れて1人の時間を作る方法
仕事をする
『私は逃げたくて働いた。夕方6時まで預けている。働くといろいろ忘れることができる』
家族から離れる時間を作るために、仕事を始めるのもよさそうです。仕事をしている間は集中ができるので、一度家族のことも頭から離れるでしょう。物理的に、そして気持ちの上でも距離を作れそうですね。
実家やホテルに泊まる
『ママがいないと危険な子以外は家に置いて、一時的に家を出ればよいんじゃないかな。実家に帰るとか、ホテルに泊まるとかさ』
投稿者さんには病気を抱える子がいますから、まずはその子のことが心配でしょう。その子のお世話をしてくれる人がいないならば、一緒に短期間でも家を出てみるのもアリではないでしょうか。実家に戻ったりホテルに宿泊したりすれば、投稿者さんも休まる時間が作れそうです。もし家族の食事のことが気になるならば、電子レンジで加熱をすれば食べられるようなおかずを作り置きすることもできますね。
母親を続けるためには息抜きも必要
『母親だって人間なんだから、たまに逃げたり投げ出したりしてもよいんだよ』
『今は反抗期や受験で親子ともにピリピリすることが多いかもしれないけれど、真剣に子育てしている母親のことはちゃんと見て理解してくれていると思う。難病のお子さんのこともあるなら、日中カラオケに行ったり昼からオシャレなバルでワインでも飲んだりして、うまく息抜きしてほしいな』
母親の責任を強く感じてしまうと、家事や子育てを頑張りすぎてしまうことも。でもそれはずっとアクセルを踏んでいる状態ですから、ときには緩めることも必要でしょう。例えば日中にカフェやショッピングに行ったり、家事をしない日を作ったりするのもよさそう。また実家に帰省したり、ホテルに宿泊したりして羽を伸ばすのも手です。
今後も家族との生活は続きますが、ときには息抜きも必要。そうすることへの罪悪感があるのかもしれませんが、休まないと母親としての生活を長く続けるのは難しいのではないでしょうか。母親はつい頑張りすぎてしまうこともありますが、自分も1人の人間と思って、無理をせずに家族に接することができるとよいですね。
文・こもも 編集・ここのえ イラスト・加藤みちか
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