<香典に3万円はダメ!?>「お金を使うな!?私が専業主婦だから!?」経済的DVだ【第4話まんが】
前回からの続き。私はルカ。年中の息子がいる30代の主婦です。新卒から働いていた会社は、妊娠とともに退職しました。それからはずっと専業主婦として過ごしています。私には家にいる方が性に合っているみたい。今のところは働くつもりはありません。最近になって旦那と喧嘩をしてしまいました。内容は来月おこなわれる、おじいちゃんの一周忌に持っていく香典について。私は3万円包みたいのですが、旦那のナオヤは嫌がっているみたいなんです。お母さんに相談すると「夫婦で話し合いなさい」と言われました。
普段は私の意見を何よりも尊重してくれるナオヤが、今回は一歩も引きません。私もイライラしてきました。さらに普段聞くことはほとんどないナオヤの大きな声に、私は思わずハッとしました。私は内心ひるみましたが、勢いがついているため止まりません。「好きなようにお金を使わせてもらえないなんて! 明日にでも子ども連れて実家に帰るから」ナオヤは慌てた様子でした。そんな顔をしても、もう遅いのです。
「なんで!」と声を荒げそうになった私。しかしここで、お母さんの「ナオヤくんにも言い分があるんだろうから」という言葉を思い出しました。お母さんの言う通り、ナオヤは普段お金のことでアレコレと口を出すタイプではありません。ましてやおじいちゃんのための香典ともなったら、理由がないと反対しないはずです。となるとナオヤにも香典に3万円を包むことに反対する何かしらの理由があるのでしょう……。
香典に3万円を包みたい私と、それを何としてでも阻止しようとするナオヤ。私のおじいちゃんへの感謝の思いは知っているはずなのに……。「私の気持ちをわかってくれないなんてひどい!」という気持ちでいましたが、お母さんの言う通りナオヤは普段穏やかで、無意味に私を責めるような人ではありません。お金のことならばなおさらです。今回の香典の件ではきっとナオヤにも何か思うところがあるのでしょう。いったんクールダウンして、ナオヤの話を聞いてみたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・よしはな 編集・塚田萌