<香典に3万円はダメ!?>お金ナイ!専業主婦、趣味はネットで買い物【第3話まんが:旦那の気持ち】
前回からの続き。僕はナオヤ、30代の会社員です。家族は妻のルカと、年長になる息子が1人。幸せな日々を過ごしていますが、最近の僕には悩みがひとつあるんです。それは……ズバリお金のこと。なかなか給料は上がらないし、そのくせ物価高の波が押し寄せているのをひしひしと感じています。ルカは専業主婦ですから、僕が家計をしっかりと支えなければいけない! とは思っているのですが……。
「最近ちょっと買いすぎじゃない?」サッとルカの顔が曇りました。強く言ったつもりはなかったのですが、気分を害したようです。「ちゃんと気を付けてるよ」どうやらルカにも自分なりのルールがあるようです。しかし1回の金額を決めていても、何度も買っていたら金額が膨らむのは当たり前です。ルカの楽しみを奪いたいわけではありません。ただ……僕は生活に必要なお金が足りなくならないか心配なのです。
働くことを提案したのはルカの気分転換のためだけではありません。少しでもわが家の収入がアップすれば……という思惑もありました。しかしルカの言葉は僕の希望を打ち砕くものでした。「やだよ。わたし専業主婦が性に合ってるもん」話し合いが終わったあと、ルカはスマホをぽちぽちと操作していました。また何か買うものを探しているのかもしれません。僕は内心、深いため息をついたのです。次の日は残業で遅くなりました。疲れを癒すためにビールでも買おうとコンビニに寄った僕。しかし棚をぼんやりと見て考え込んでしまいます。家計のことを考えると無駄遣いするわけにはいきません。
今はまだ息子が幼いから何とかなっているものの、今後の経済的な状況を考えるととても不安な気持ちに襲われます。さりげなく仕事に出るように言って、浪費をやめるように促していても、ルカにはまったくと言っていいほど響きません。さらにルカは義祖父の一周忌で3万円を包むつもりでいます。ハッキリと話したほうがいいとは思っているものの、話し合いをしようとすると逆上されることもしばしば。だからと言って現状を維持するわけにはいかないでしょう。なんとかして流れを変えなければいけないとは思うのですが……。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・よしはな 編集・塚田萌