<母親のカンは正しい?>カノジョの実家は豪邸!お金にのんびりな理由【第5話まんが:息子の気持ち】
前回からの続き。俺は近藤タカキ。30代前半で研究職に就いています。友人の紹介で出会い、付き合うようになったハルナ。彼女は明るく穏やかで性格もよく、付き合い始めてすぐに結婚を意識するようになりました。先日俺の両親に紹介したのですが、母はハルナに対してあまりよくない印象を抱いているようです。
俺は話し上手ではないのですが、ハルナといるととても楽しいです。いい子に巡り合えてよかった、このまま結婚までうまく進むといいなと期待していました。
両親への紹介は成功したと思っていました。けれどその夜、母から電話がかかってきました。母は怪訝そうに「あのねぇ、今日ハルナさんについて感じたことなんだけど……」と話します。
俺は堅実に働く真面目な母を尊敬しています。結婚して俺を育てながらもキャリアを積み重ねてきました。真面目で手堅く生きているのはいいところです。だけどこうだと思ったら、なりふり構わずとことん突き詰める面もあって……。
俺のことを心配してくれているのはわかっているつもりです。けれどこんなに疑われては、結婚を祝うつもりがないように思えてしまいます。
俺は母の提案を断って、まずは自分ひとりでハルナの両親に会うことにしました。先日ハルナを俺の実家に呼んだように、俺もハルナの家にお邪魔することになりました。すると到着する少し前、ハルナが……。
ご両親との対面を前に緊張しながら到着した家は……一目で豪邸だとわかるような雰囲気だったのです。さらに緊張が高まるのがわかりました。
ハルナに関する母の反応は意外なものでした。心配してくれているのはわかりますが、やや思い込みが大きいように思います。でも、このことで彼女と結婚を考え直すことはありません。
そして向かった彼女の実家は……豪邸でした。彼女からこれまで詳しく話を聞いたことはありませんでしたが、どう見ても裕福です。これまで「のんびりしていていい子だなあ」と思っていたハルナの性格について、どういった背景から生まれていたのかいまさら察したのでした。このことは、早めに母に伝えておこうと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・ササミネ 作画・加藤みちか 編集・横内みか