manga

賛否両論のハーネス使用 一番大切なのは子どもを危険から守ること

IMG_9136
子どもを持つ親同士でも、意見が分かれる“ハーネス使用”。“迷子ひも”という言葉から連想されるのか、年配の方からは「ペットのようにひもでつなぐなんて……」という意見も多く聞かれます。

ママの間でも賛成派、反対派が分かれています。それぞれの意見を見てみましょう。

ハーネス反対の意見

『ようは親が楽したいからだよね。つなぐのを嫌がるなら出かけない』

『どんな理由があっても犬の散歩だね』

IMG_9138

『ハーネスだけ持って子どもの手をつながずに散歩している人を見かけたけど、本当に犬の散歩みたいだった。そういうふうに言われてもしょうがないのかなと』

『親が守るべきは子どもの安全でしょ? ハーネスに頼りきってない?』

ハーネス賛成の意見

『事故とか事件が起きてから後悔するより、ハーネスを使った方がいいと思う。
なにより加害者になりたくないから、放置してる親よりハーネスしてる親の方がいい』

『手が不自由だったり、足が悪かったり視力が弱いお母さんがお子さんの監視がうまくできなくてハーネス頼ったりしてるのかもしれないよね?』

『手に触れた瞬間、振り払う。無理矢理つなぐと道路に寝転んで動かない。でもベビーカーも抱っこも嫌がる。歩く楽しさを覚えたばかりの子には、そんな子もいるでしょ?』

『長男がそうだった。だからハーネスは持ってたよ。危険なところに行くときには使ってた。子どもを尊重してるつもり。歩きたいのに、無理矢理抱っこひもやベビーカーにしばりつけるのもかわいそうでしょ。
人それぞれ、その家族の育て方やり方あるよね』

『使わざるを得ない事情があるんなら仕方ないんじゃないですか』

『ハーネスつけて手もつなぐんだよ。手を振りほどかれてしまったときのためのハーネスだから』

IMG_9137

『運転してる側からしたら、駐車場で野放しの乳幼児が多すぎるから使ってほしいわ。親は危機感なくて先に行かせたり、あとから追わせたりして危なくて仕方ない』

『批判されようが、子どもが危ない目に合わずに済むなら使いますね、私は』

『駅のホームなんかではよくみかけるな~。ホームなんかとくに必要だと思うよね』

私も親になる前は、ハーネスに対して「子どもをひもでつなぐなんて……」という気持ちを持っていました。子育ての経験がない私は、見た目の雰囲気だけで「良くないこと」というイメージが先行していたのだと思います。しかし、親になり、歩けるようになった我が子とお散歩に出かけるたびに子どもの行動にハラハラ。突然走り出したり、そうかと思ったら道の真ん中で立ち止まったり。「もしここで車が来ていたら」とヒヤヒヤすることの連続です。そんなとき「いつか、我が家でもハーネスを必要とする日が来るかもしれない」という想いが頭の中に浮かんできます。

手をつないで歩こうとしても、イヤイヤと手をはねのけられることもあります。交通量の多いところではベビーカーに乗せようとしても、それを嫌がり、反り返って泣かれることは日常茶飯事です。「それは育て方が悪いんじゃない?」「言い聞かせれば、ちゃんと手をつなぐはず」そう言ってくる人もいます。たしかに聞き分けのいいお子さんもいるかもしれないし、いえば素直に手をつないで歩くこともあります。

反面、まだ、何が悪いこと、ダメなことかを理解できない年齢でもあります。好奇心も強く、一生のうちでいろいろなことを脳に吸収していく時期でもあります。その時期の子どもを危険から守るために、“ハーネス”を使うことは選択肢の1つとしてあるべきなのではないかと思うのです。

私のように、「親になってみて“ハーネス”の必要性を感じるようになった」という人もいれば、「親になってみて、改めて “ハーネス”は使うべきではないと感じた」という人もいます。
きっと、そのどちらもが正解なんじゃないかと、私は思います。
子どもの成長が十人十色であるように、育て方もその考え方も家庭毎に違って当たり前だし、それを尊重すべきなのではないかと思うからです。

最後に、ハーネスを使っている親御さんへ。
ハーネスをつけていても、できる限りお子さんと手をつないで歩いてください。
つながっているという安心感から、スマホを見たり、お友だちとのおしゃべりに夢中になったりしないでください。そのような使い方は、どうしても目立ってしまい、“ハーネス=ダメな物”というイメージが強くなってしまいます。

お子さんの安全を考え選択したものは、堂々と正しく使いましょう。

文・鈴木じゅん子 イラスト・なかやまねこ

参考トピ (by ママスタジアム
こどもにハーネスを使わずに手を繋いでよ!