<夫と息子、捨てたい>「謝ってよ」「メシ作れ」変わらない言葉と態度に……サヨナラ【第6話まんが】
前回からの続き。私はメグミ。夫と高校生の息子エイタとの3人暮らしです。エイタは反抗期を迎えてから私を無視したり、注意すると物にあたったり……。夫ですらエイタと全く同じように、私の日々の苦労や行動をバカにしてあざ笑います。心が疲れてしまった私は、荷物をまとめて家から飛び出しました。実家の両親からは「未成年の子を放ったらかしにするなら絶縁だ!」と言われますが、姉だけは味方になってくれます。夫や息子と離れて今の状況をあらためて考えたとき、私がつらい思いをしている根本的な原因は夫との関係だったということに気づきました。話し合いをするため、久しぶりに帰宅すると……。
夫やエイタが家を出る前とまったく変わっていないことを目の当たりにして、私はあきらめの境地でした。チャンスは今まで何度もあったのに、勇気を出せなかった私が悪いんだろうと思います。悲しいけれど……私の結論はもう出ていました。
家を出る選択をして、心がずっと楽になったのも事実です。エイタはもう高校生ですし、私がいなくても夫のもとで生きていけるでしょう。私は母親というステージを降りて、エイタにとってよくない環境を取り払うことにしたのです。
私はひとり暮らしの家を借り、やがて夫とは離婚に至りました。縁を切ると言われた実家には、離婚の報告だけしてそのままです。
子どものためひたすら頑張ってきた母親業でしたが、私は頑張りすぎたのかもしれません。そして、母親として変えるべきだった環境を変えることができなかったのです。今までチャンスはきっと何度もあったのに……。勇気を出せなかった私が悪いんだと心から思います。
いまは変えられない過去より変えることのできる未来のために、息子を遠くから見守ろうと思いました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・古川あさこ 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子