<夫と息子、捨てたい>夫の言葉にハッ……!根本的な原因は「ずっと前」からだった!【第5話まんが】
前回からの続き。私はメグミ。夫と高校生の息子エイタとの3人暮らしです。現在は在宅でフリーランスの仕事をしていて、ここ数年で仕事も軌道にのりはじめました。しかしエイタは反抗期を迎えてから私を無視したり、注意すると物にあたったり……。夫ですらエイタと全く同じように、私の日々の苦労や行動をバカにしてあざ笑います。心が疲れてしまった私は、荷物をまとめて家から飛び出しました。しかし実家の両親から、息子を捨てるなら絶縁だと言われ、悩んでしまった私。自分の行動は間違っているのかもしれないと思い、姉に相談してみました。
姉は息子の反抗期を乗り越えてきた子育ての先輩でもあります。その姉の目から見ても、エイタの態度は許しがたいレベルのものと感じたようです。「エイタくんももう高校生だしね。いつでも頼って」そう励まして味方になってくれました。
「いい加減に帰ってこい」夫に叱責され、私は自分の気持ちを伝えました。「少しは私が家のために何をしていたのか考えてほしい。家族として尊重されている気がしないの」そして私は自分のなかにあった本心に気づくことになるのです。
夫の言葉に私はハッとしました。反抗するエイタの態度がイヤだったのは、夫の態度に似てきていたから……。
私たち家族の問題は、息子が反抗期になるずっと前から起こっていたこと。なのに私はずっと気づかないふりをしていたのです。私が我慢できなくなれば、家族の形が保てなくなることを心のなかではわかっていたのでしょう。
私が招いたこの現状を変えよう。誰に反対されてもそうするしかないと、ようやくわかった気がします。もう遅すぎるかもしれないけれど……私は心を決めました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・古川あさこ 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子