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「わが子がいない」を予防!おすすめの「迷子対策」とは?

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娘が年中さんの頃、お花見の人出でごった返す大きな公園内で、迷子になりました。
他の家族と一緒に、お花見をする場所を探しながらゆっくり歩いていましたが、ほんの1メートルほど離れたすきに、大人の人影に埋もれて、娘は私たちを見失ってしまったのです。

「◯◯がいない!?」

気がついた私たちは焦りました。ふだんの公園ならまだしも、この時期の公園はとにかく人がすごい。どんな人がいるかもわからない。30分ほど手分けして探しましたが、どこにもいない。

すると、迷子放送が流れました。「◯◯◯◯ちゃん、5才。公園管理事務所でお預かりしています」といった内容でした。最近では、遊園地や商業施設内での迷子については、むしろ犯罪に巻き込まれることもあるということで、館内放送はせずに、スタッフが内密に探してくれるところも多いようですが、この時は園内放送のおかげですぐに迎えにいくことができました。公園事務所で泣きべその娘に会えた時の安堵感といったらありません。

今の時代の迷子対策、いろいろなものがあります。

迷子バンド

思えば、娘がもっと小さかった頃は、花火大会や海水浴場などの人ごみに連れて行く時に、迷子バンドをしていた時期がありました。

親の電話番号を書き、子どもの手首に巻きます。迷子になったら、お店の店員さんや、小さい子連れのお母さんを選んで、そのバンドを見せて電話をしてもらうように教えていました。

ハーネス(迷子ひも)

ハーネスは賛否両論あるようですが、使っているママさんもよく見かけます。うちの子は恐がりなところがあり、一人であらぬ方向に走っていくことはなかったので使いませんでしたが、兄弟姉妹の多い場合や、好奇心旺盛なお子さんの場合は、命を守れるならば使ってもいいのではないかと感じます。
最近では手と手をつなぐタイプのハーネスもあるようです。

「迷子シール」を貼る

迷子シールもいいと思います。見える部分に名前を書くことは、知らない人から「◯◯ちゃん」「◯◯くん」と声をかけられる危険があるので、親の電話番号を書いたシールを服や持ち物の裏側にそっと貼っておく、というのもありかなと思います。子ども向けデザインのシールは市販品ではあまり見かけませんが、布に貼れるシールを買って自作する手もありますね。

朝、子どもの写真を撮っておく

当日の服装の写真を携帯で撮影しておくことも、万が一迷子になった場合に役立ちます。だいたいの格好は覚えていても、日々同じような組み合わせで出かける子どもたち。靴や髪型の詳細までは思い出せない場合もあります。

そこで、出かける前に「パシャ」。一枚撮っておくといざという時に便利です。良い表情で撮れた写真だけを残しておくと想い出にもなり一石二鳥ですよ。

親の携帯番号を覚えさせる

小学校に入学した頃からは、私の携帯電話の番号を覚えさせました。迷子になったときには、お店の店員さんやお巡りさんなどオフィシャルな場所で働いている人、それがムリなら幼児連れのお母さんに助けを求め、可能なら私の携帯電話に電話をかけてもらうように言っています。

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歩き始めて、親の手を離して歩いてしまう2才くらいから4、5才までは、常に子供の居場所を意識する緊張感の中にいました。でも小学校に入ると、近くの大人に助けを求める力もついてきますので、ずいぶんリラックスしてきました。もちろん、商業施設や公園のトイレなどには注意していますが。「子どもがいない!?」のドキドキ、本当に体に悪いですよね。

文・編集部 イラスト・んぎまむ

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