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急な家族の体調不良、救急車を呼んでいいか迷ったときにできること

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どんなに手洗いやうがいを徹底し、マスクで予防をしていても、風邪や感染症といった病気にかかることがありますよね。

市販薬で症状が治まる場合や、病院の診察を受けることで対処できる分には問題ありません。しかし病院の診察時間外に急な体調不良になったら……、場合によっては救急車を呼ぶような事態になるかもしれません。

しかし病気の症状が「救急車を呼ぶまでのことなのか」悩んでしまうこと、ありませんか?

救急車の出動件数は年々増加。利用を控える注意喚起が発令

総務省消防庁が出している、救急出動件数等(速報)によると救急車の利用は年々増加し、2016年の救急車出動件数は2015年より14万2,519人増加しています。また東京消防庁の2016年度の出動は「一日平均2,124件」で、これは実に41秒に1回のペースに当たるそうです。

また「救急車の適正利用について(総務省消防庁)」では症状が軽く「交通手段がない」「どこの病院にいけばよいか不明」といった状況での救急車の利用は控えるようにと注意喚起がなされています。

しかし症状が軽いか重いかどうか、素人には判断できないという問題も残ります。今回は筆者の経験を元に、どのような判断で救急車を呼ぶに至ったかをご紹介します。

主人が体調不良、救急車を呼ぶまでの流れ

救急車を呼ぶまえに最寄りの救急病院へ相談

まずは最寄りの救急病院に連絡し、病院のスタッフの指示に従いました。筆者が初めて救急車を呼んだのは、主人が極度の脱水とめまいに襲われたときでした。主人はベッドから起き上がることもできなかったため、自宅最寄りの救急病院に連絡をしました。

電話に出てくれた救急病院のスタッフに詳しく病状を伝えたところ、主人のケースでは「もうしばらく様子をみて、自分で病院に来られるようならいらしてください」とのことでした。

しかし救急病院に連絡してから1時間経過しても症状は一向に回復しませんでした。そこで再度、同じ救急病院に連絡をしたところ「それなら救急車を呼んでください」と言われ、「119」をコールすることになりました。

「119」をコールしたあと救急車が来るまでにした準備

救急車を呼んだあとは、病院にいくための準備をします。

筆者が用意したものは、

・着替え(靴下、靴を含む)
・本人の保険証
・帰りのタクシー代やバス代、診察料のための現金

です。

上記のものの他に、筆者は当時2歳の子どもが待合室で飽きないようにと絵本も準備しました。持ち物の準備が終わったら、玄関以外の戸締りを確認します。救急車で病院に搬送されたら、いつ帰宅できるかわからないからです。ここまで準備できたら、あとは冷静に救急車を待つだけです。もし気持ちに余裕があるなら表へ出て救急車を誘導してもいいでしょう。

また、救急車が来るときはサイレンを鳴らしてきます。緊急事態とはいえ、夜中のサイレンでご近所に迷惑がかからないかも気になりますよね。筆者が119に電話したときは救急隊の人に「自宅近くに来たらサイレンを止めてもらえますか?」とお願いしてみました。すると「自宅の場所がはっきり分かったら止めますね」と言ってくれました。

実際自宅の外に出て救急車を誘導したところ、自宅から20メートルほど手前でサイレンを止めてくれました。ご近所の方々がサイレンを聞いて自宅から出てくることはなく、近所に住む友人からは救急車が来たことにまったく気が付かなかった、と言われました。ただし、サイレンを止める基準は法律で定められているものではありません。あくまで救急隊の臨機応変な判断によるもの、とのことです。筆者のケースではサイレンを止めてくれましたが、いつもサイレンを止めてくれるわけではない、ということを認識しておく必要があります。

事前に最寄りの救急病院と相談窓口を確認

筆者が救急車を呼んだときの経験は、病院を受診するまでがスムーズにいったパターンかもしれません。ですが実際に家族が急病になったとき、冷静に対応することは難しいでしょう。そこで日頃からできる準備としては、最寄りの救急病院の電話番号を控えておくことがあります。また地域によっては#7119といった救急相談センターの窓口を設けている場合もあるため、事前にお住まいの都道府県の相談窓口の番号を控えておくのも良いでしょう。あるいは小児医療相談であれば全国共通ダイヤル#8000を覚えておくのも備えの1つです。

いざという時のために日頃からの準備が、緊急時の冷静な判断につながるかもしれません。ぜひ緊急時の対応をもう一度見直してみませんか?

 

文・しのむ

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