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映画の感想を心豊かに”描く” 小中学生向け「映画感想画コンクール」開催中

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好きな映画を観て、感じたことを絵にしてみる。読書感想文ならぬ”映画感想画”コンクールが開催中です。思いを文章にして綴るのは苦手でも、「絵を描くことなら大好き!」という子は多いのではないでしょうか? 素敵な映画と出合うきっかけにもなりそうです。

好きな映画を絵にして応募。感想文が苦手な子もチャレンジを

「映画感想画コンクール」は小中学生を対象に、好きな映画で印象に残ったシーンや好きなシーンを描いて応募するコンテスト。映画を通して子どもたちの想像力と表現力を養い、子どもたちが映画を観て心を育む社会の実現を目指し「TSUTAYA」が開催しています。

今回は首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・山梨県)エリアが対象です。今回に先駆け昨年、中国・四国エリアの小中学生を対象に開催。応募総数542作品とたくさんの子どもたちが参加しました。

子どもの映画館デビューは、ふだん観ているお気に入りTVアニメの映画版という家庭が今はほとんどかもしれません。もちろんそれも素敵ですが、ちょっと大きくなりストーリーをちゃんと理解して楽しめるようになる年ごろになったら、より多様な映画の世界に出合わせてあげたいもの。

たとえば映画祭のイメージ動画になっているアニメは……そう、名作『E.T.』を連想させます。大ヒットした当時には、『グーニーズ』など少年少女たちを主人公にした作品がほかにもたくさん公開されました。そうした往年の名作以外にも、ディズニー映画やジブリ作品などからママお気に入りの1本を選んでみてもいいですね。

読書感想文を苦手とする子は多いようですが、思ったことや感じたことを絵で表現するとなればハードルもグッと下がります。そもそも読書が苦手な子には、児童文学の名作を映画化した作品もおすすめ。『赤毛のアン』や『ナルニア国物語』、あの『ハリー・ポッター』シリーズなどは観終えたあとで原作本を読みたくなるかも。

「ぜひ観ておいてほしい映画」をリストアップしてみても!

言葉にしてしまうと急に色あせて思えるような気持ちも、絵という形でなら抱いた思いをそのままぶつけることができそうです。最優秀賞・優秀賞とも応募者全員の中からではなく、各学年からそれぞれ選ばれるのでチャンスはかなり大きいはず。我が子に「絶対に観ておいておいてほしい作品」など、映画についてあらためて考えるきっかけにしてみてはいかがですか?

【映画感想画コンクール概要】
内容:好きな映画を題材に印象に残ったシーンや好きなシーンを絵に描いて応募するコンテスト
募集対象:東京都/神奈川県/埼玉県/千葉県/山梨県にお住まいの小中学生
応募期間:2017年10月30日(月)~2018年1月14日(日)
賞品:最優秀賞(各学年から1名ずつ)表彰状・ギフトカード2千円分
優秀賞(各学年から2名ずつ)表彰状・ギフトカード1千円分【応募要項】
①好きな映画を描いた絵:寸法サイズ4つ折(54cm×31cm)
②下記を記入した用紙
映画の作品名/住所/電話番号/氏名/学年(例:小学校1年生)
③原稿用紙
そのシーンを描いた理由、絵のポイントなどを200文字以内で【送付先】
〒150-0036 東京都渋谷区南平台町16-17 渋谷ガーデンタワー10階
(株)TSUTAYA 首都圏カンパニー映画感想画コンクール事務局宛*応募に関する問い合わせ
TSUTAYAコンタクトセンター(TSUTAYA問い合わせフォーム)

文・鈴木麻子

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