<子の将来をツブす親>夫の身勝手な言い分「前妻にヒドいことを……」納得できない!【第2話まんが】
前回からの続き。私は夫のユウスケと中学1年になる息子、エイトとの3人暮らし。夫には離婚歴があり私とは再婚です。エイトは陸上部で頑張っていて将来有望な選手です。そんな折、夫の口から「エイトに陸上をやめてほしい」との言葉が出ました。しかもその理由として、なぜか夫の前妻が出てきて……私は混乱するばかりです。
夫が前妻にかなりの迷惑をかけた話は聞いていました。前妻に直接会ったことはないものの、ユウスケのふるまいは相当ひどかったようです。
ユウスケは昔、やんちゃなうえ自堕落な生活をしていたそうです。高校を卒業後すぐに恋人だった前妻と結婚。しかしろくに働きもせず、妻に頼りきりの状態。妻の実家が営む会社で働かせてもらったそうですが義父と喧嘩ばかり。そして離婚に至ったとのことでした。前妻との間に子どもはいません。
私がユウスケと出会ったのは、彼がそれまでの行いを悔いてイチから真面目に働き始めた頃でした。離婚の経緯を聞いたときは驚きましたが、人は過ちをおかすこともあると受け入れました。
その後私とユウスケは結婚。ユウスケは事業を起こし成功し、いま私たちはそれなりの生活を送っています。
ユウスケは私たち家族のことを考えているように見えて、自分勝手な事情で考えが暴走しているようにも思えます。
ユウスケの言い分はわからなくはないですが、エイトの気持ちを考えると大人の事情に巻き込みたくありませんでした。
旦那の名字、つまりエイトの名字はこの地域では珍しいものです。また、前妻にはエイトの名前を一度だけ伝えたことがあるとのこと。だからエイトの氏名が表に出たとき、前妻が察するのは、ありえない話ではありません。
ユウスケの前妻やそのご両親は隣の市に住んでいます。ユウスケとは共通の知り合いがいるので、互いの状況はなんとなくは把握している様子。ユウスケの前妻は再婚せず独身生活のままのようです。
夫の訴えは切実でしたが、私は憤りを感じました。夫が傷つけたであろう前妻やその家族に、嫌な思いをさせたくありません。だからと言ってエイトに部活をやめさせるなんて……。親の事情で夢を諦めさせるなんてあんまりです。どうするのが最善の道なのでしょうか。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・ササミネ 作画・魚師 編集・塚田萌