【コラム:田村亮&庄司智春 ラブ嫁!ラブ家族!】第1回 付き合える前から、付き合いたいし、結婚したいと思ってましたね
お笑いといえば「よしもと」! 最近はよしもと所属の芸人さんにもパパが増えてきましたね。今回ママスタでは10歳と5歳の男の子のパパである田村亮さん、そして1歳半の男の子のパパである庄司智春さんとでパパ対談をしていただきました。
ママスタのためだけに、奥さまとの出会いから、パパになるまで、そしてパパになってみてのお話をたっぷりお聞きしたロングインタビューを全8回に渡りお送りします。
ー奥さまとの馴れ初めについて、それぞれお聞かせください。
田村亮(以下:亮):僕は、食事会でたまたま知り合ったんです。
男2人でご飯食べようとしてたら、その友達の女友達から電話がかかってきて合流することになったんですけど、そのとき一緒に来たのが今の嫁さんなんです。
ただなんかその飲み会のノリがどうも苦手でテンションが上がらなくて、「こういうノリ苦手だなぁ」と思ってたときに、同じようにテンションが上がってなかったのが嫁さんで、それで話しかけて、仲良くなったんです。
庄司智春(以下:庄司):「このノリ苦手だね」って、そのときに話しかけたんですか?
亮:や、そのときにはそんなことは言わないけど、目が合ったときになんとなくお互い同じ気持ちなのがわかった(笑)。
「みんな楽しそうにしてるなぁ」って言ったら「うーん」て言うし、「あっち行かへんの?」って聞いたら「うん」て言うから、俺とノリが似てんのかなと思って、電話番号聞いて「今度ご飯行きましょう」ってなって。
庄司:それで付き合うことになったんですか?
亮:お付き合いは……もう少し後っていうか、んー俺、「付き合って」って言ってない。
庄司:言った方がいいですよ。今! 奥さん待ってますよ。
亮:なんでやねん。もう結婚しとるわ(笑)。
後から聞いた話では、俺と付き合ってると認識したのは、俺が飲み会で極楽の加藤さんに「今付き合ってる彼女です」って紹介したときに、「えっ!」てなったって言ってたな。
庄司:え? それ、すごい良いパターンのやつじゃないですか!
「あれぇ、私たち付き合ってるのかなぁ?」って微妙なときに、先輩に「俺の彼女です」っていうのは、かなりランクの高いやつじゃないですか!
亮:そうやろ?
俺、そもそも加藤さんに彼女を紹介したのが10年ぶりくらいやってん。昔の彼女とか紹介して泣かされたりしてたから(笑)。
でも、嫁さんとは結婚も考えてたから加藤さんに紹介して、「あぁ、こいつも泣かされるんかな」と思って見てたら、加藤さんと対等に言い合っててん(笑)。
その姿を見て「わぁ、頼もしい!」と思ったわ(笑)。
庄司:すげぇ。頼もしいっすね!
亮:ほんとすごいなと思ったし、自分のなかでは結婚を決めてたけど、その姿を見て「大丈夫やな」と確信した瞬間やね。
庄司:僕はですね、亮さんの相方の淳さんと休みの日に車に乗ってて、109のスクランブル交差点で信号待ちをしていたら、ミキティが目の前の信号を渡っていったんですよ。
淳さんが「あれ、ミキティじゃね?」って言ってきて、「本物ですよ!」って言ったら、「お前追いかけろ!」と言われて、車を降りたんです。(笑)。
彼女はエレベーターに乗ってしまって、僕はそのエレベーターが7階で止まるのを見届けて階段をダッシュで上がって追いかけたんです。
亮:それ、ジャック・バウアーがやるやつやん(笑)。
庄司:そうです、そうです(笑)。ドラマで見るようなやつですよ。
で、バーッと7階まで上がったらミキティがすぐそこにいたんですよ! 俺焦っていったん隠れたんですけど、「おはようございます!」と挨拶すればなんとかなるだろうと思って声かけたんですよ。
そしたら、彼女が振り向いてサングラスを外してちゃんと挨拶してくれたんですよ。
亮:嫌な顔もせずに?
庄司:嫌な顔もせずに、すごく良い感じで挨拶してくれて、「なんて良い子なんだ!」と思ったんですよ。
でも、だんだん「この人何してんの?」みたいな感じで若干引き気味になってくるんですよ。
亮:まぁ、そりゃそうやな。109やもんな(笑)。
庄司:そうしたら淳さんが来て、ここは人の目もあるから電話番号でも交換して、後日みんなでご飯でも行きましょう! とか言ったら、かなり戸惑ってたんですけど、携帯出してもらって赤外線通信して連絡先交換して、それから連絡を取り始めたのがきっかけですね。
亮:1番最初がそれなんや?
庄司:そうです。それから連絡を取り合うようになったんですけど不思議なのは、本来であれば淳さんがきっかけで教えてもらった連絡先だから、先輩である淳さんにそれを教えるのが普通なんですけど、なぜか俺はあのときにそれをせずに自分で連絡を取っちゃってたんですよね。
亮:まぁ、淳が行ってこいって言ってるから、普通やったらそうやね。
庄司:これは今でも嫁と話すんですけど、あのとき淳さんに連絡先を渡してたらどうなってたんだろうねって(笑)。
亮:庄司もなんか、いつもと違うなっていうのはあったんやろうね。淳としても応援したくなるような何かがあったんちゃう? それから、すぐ付き合ったん?
庄司:それから何度も何度も告白して、何度も振られましたね(笑)。
途中で諦めるわって口に出したこともあるくらい、結構長く押して、やっと付き合えて、それで1年くらい経った時に週刊誌に岩盤浴デート撮られたんですよ。
それから2年経ってから結婚ですね。
亮:付き合ったときから結婚は考えてたん?
庄司:もちろん考えてましたね。
付き合える前から、付き合いたいし、結婚したいと思ってましたね。
次に付き合う人とはきちんと本腰入れて結婚したいなと思ってたんですよ。
お2人の馴れ初め話、いかがでしたか?
次回もお楽しみに!
取材、文・上原かほり 撮影・chiai