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<子ども不在>高校生以上は彼氏彼女優先になりがちなクリスマス。寂しい?うれしい?

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部屋にツリーを飾って、ケーキやチキンを用意して、さらに夜にはサンタクロースに変身して。クリスマスは子どもだけでなく、大人にとってもワクワクする冬の一大イベントです。

とはいえそれは、せいぜい子どもが小学生くらいまでの話。思春期を過ぎた頃にもなれば、クリスマスの光景はまったく違うものになりそうです。

クリスマスのわが子は彼氏彼女優先。寂しいママたち

『子どもが高校生・大学生になると、クリスマスも大晦日も家にいないよね。家族より彼氏彼女優先になるのは当たり前だけど、寂しいな』

こんな投稿がママスタコミュニティにあがったのは、ある年のクリスマス(12月25日)午前中のこと。「枕元にプレゼントを置いて、サンタ用のクッキーを用意していた小さな頃が懐かしいな」と、投稿者さん。当時のクリスマスの朝は、サンタさんからもらったプレゼントに夢中になるわが子を微笑ましく眺めていたかもしれません。

「寂しい」という投稿者さんのつぶやきを受けて、同年代の子を持つママたちがコメント欄に集まりました。

『うちもみんなが揃うことがなくなった。バイトにデートに友達とパーティー。青春を謳歌していて何よりだけど、なんだか寂しいね』

『長男は大学で研究室のみんなとパーティー。次男は彼女とお泊まりデート。クリスマスに遊んでくれる友達や彼女がいるのは喜ばしいけど、ちょっと寂しい』

「寂しい」「寂しい」とみなさんのコメントが続きます。

家にいないことだけでなく、「夕食の作り甲斐がなくなって、寂しい」というママもいました。お子さんたちはバイト代を得るようになり、外食したり買い食いしたりすることが増え、家で夕食を食べる機会が減ってしまったのだそう。

「わが子は彼氏彼女とデートに出かけた」といった報告は数多くありました。そのせいか、「コメントしているのはわが子の”リア充”をアピールしたい人だけ」という声もありましたが……。実際のところはどうでしょう? つきあっている相手はいなくても、友達とわいわい過ごす子も多そうです。

『一緒に過ごす友達や恋人がいるって幸せだよ。ずっと家にいるほうが逆に心配』

お年頃の子がクリスマスや大晦日といったイベントの日に、家にいることを心配する声もありました。家族と一緒に過ごせないことは「寂しい」けれど、「うれしい」ことでもあるようです。親の心は複雑ですね。

青春を謳歌する子どもたち。なかには帰宅してくる子も

クリスマスに家に帰ってくる子だって、もちろんいます。

『うちはふたりとも、夜には家に帰ってきた。彼女彼氏はいないけど、「モテないわけじゃないよ!」だそうです(笑)』

『昼は彼女と出かけたけれど、夜は帰ってきた。これから受験に向けて忙しくなるから「家族ともクリスマスを過ごしたほうが、よくない?」という彼女からの提案だって。いい子そうで、うれしくなった』

「あれ? 今夜は遅くなるんじゃなかったの?」などと戸惑う顔を装いつつも、うれしさを隠せない様子のママたちです。

『高校3年生娘、家にいるわ。出かける予定だったけど風邪をひいて、家族でチーズフォンデュパーティー。来年こそは、もういないだろうな……』

『ひとり暮らししている息子が、クリスマスに実家に帰ってきた。さては彼女いないな(笑)』

こちらも、なんだかうれしそうなママたち。「帰宅してきたとき、ちょっとうれしかった。夜は一緒にケーキを食べたよ」という家庭もありました。特別な日に家族と過ごすことを選んでくれた。子どもとしては「仕方がないか」という選択であったとしても、ママはやっぱりウキウキしてしまいそうです。

子ども不在の気ままなクリスマスも楽しい。前向きに過ごそう

「寂しい」とセンチメンタルになるママたちも多いなか、わが子不在のクリスマスを楽しんでいる人もいます。

『うちの子たちは友達と過ごしてるから、私も友達と一緒に飲みに行く。それはそれで楽しい』

自分も「友達と過ごす」と教えてくれた人もいました。子どもには子どもの世界があるように、ママにだって自分の世界があります。「犬と出かけて”ワン友さん”たちと、わいわい過ごしました」という、楽しそうな声も届きました。

『娘は彼氏とデートの後、友達の家でパーティしてそのまま泊まり。でも夫婦でのんびり過ごすクリスマスもいいよ』

「クリスマスは夫と楽しむ日に変わった」というコメントもありました。気分だけでも恋人同士だった頃に戻って楽しめそうです。「ひとりでのんびりチキンでも食べるか」という人もいました。今なら全部ひとり占めです。

『子どもが小さかった頃は懐かしいけど、成長したことで私は自由に動けるようになった。それはそれでうれしい』

お子さんたちはデートや旅行へ、ダンナさんは仕事というママからのコメントです。「私は私で、これから楽しむつもり!」とのこと。特別な日だけに寂しさを感じてしまいそうですが、ポジティブに変換できているのが素敵です。

『子どもはバイトでいない。今年はまだ一緒に過ごせるかと思っていたけど、考えてみたら去年が最後だったんだな。子どもと過ごせる時間って、あと少しだなと改めて思った』

日常は当たり前にずっと続いていくような気もしますが、クリスマスをきっかけに、わが子と一緒に過ごせる時間はそれほど多くはないことに気づくママもいるようです。いま、このときが貴重な瞬間ですね。

『朝起きたら、枕元に私の推しのフィギュアが置いてあった。大学生の息子からのプレゼント(笑)。形は変わっていくけど、クリスマスは楽しいよ 』

わが子がサンタクロースになってくれるなんて、きっと昔は想像すらできなかったでしょう。推しグッズはもちろん、お子さんの気持ちが一番のプレゼントだったかもしれません。

わが子と一緒に過ごすクリスマスも、ひとりでのんびり過ごすクリスマスも、お友達とわいわい過ごすクリスマスも。どれも大切なクリスマスの”1回”です。今年も皆さんそれぞれにとって幸せな日になりますように。

文・鈴木麻子 編集・千永美 イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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