<ベビーカー批判>年少さんがベビーカーに乗るとみんなに叩かれる?!本当に乗せてはダメなの?
子どもをいつまでベビーカーに乗せるか? ママスタコミュニティに時折あがる話題です。一般的には3歳前に卒業する子が多いようですが、できるだけ早く卒業させたいと考えるママたちも少なくないようです。小さな頃からたくさん歩いて脚を丈夫にしてほしい、体力をつけさせたいと考えるからでしょうか。
とはいえ当然ながらその子・その家庭で事情は違います。「わが子は、わが子」と考えられればいいのですが……。
乗せるか悩むベビーカー。やっぱり非難される?
先日もベビーカーについてのトピックがママスタコミュニティにあがりました。4歳のお子さんをベビーカーに乗せていいか悩む内容だったのですが、迷う理由が「ママスタコミュニティで、赤ちゃん以外の子がベビーカーに乗るのはおかしい」というコメントを目にしたから。投稿者さんは、世間の考えがどうにも気になるようです。
『幼児が疲れて歩けなくなったとき、みんな抱っこしているの? それともベビーカーに乗せる? 来週家族で出かけて数キロ歩く予定なんだけど、4歳の下の子(年少)が難しそうで悩んでいる』
もうしっかり歩けるけれど、長時間になると疲れてグズグズになってしまう。子どもにはそんな時期もありますよね。国内メーカーのベビーカーの使用期間は「体重15キロ以下」と定められているものが主流です。投稿者のお子さんは体重12〜13キロだそうなので、一般的なベビーカーなら問題なく乗れるはずです。
そんなとき、たまたま「赤ちゃん以外の子がベビーカーに乗るなんて、引いてしまう」「親がおかしいのでは?」といったコメントが目に入り、不安になったといいます。
『抱っこかな。ベビーカーはもう持って行かない。お出かけのときは歩けるかどうかを、想像してから行くよ』
『テーマパークではさすがにベビーカーを使ったけど、それ以外ではまったく使わない』
『それくらいの年齢なら、ベビーカーを使っていた。抱っこは無理』
寄せられたコメントはやはりそれぞれ。ただ、このトピック内では「引いてしまう」「親がおかしい」といった強い批判は見当たりませんでした。
事情はそれぞれ違う。一概に「おかしい」とは言えないはず
繰り返しになりますが、本当にその子・その家庭、状況によって事情は大きく変わります。
『抱っこかな? うちはお出かけ大好きで 疲れ知らず。私のほうが先にバテることが多いから、そういう悩みもあまりなかったけど』
『ベビーカー大好きな子だったから、年少なんてもちろん乗っていた』
ベビーカーに乗りたがらない子、乗りたがる子。これもそれぞれです。投稿者の上のお子さんもあまり乗りたがらないタイプだった一方、今回話題にしている下のお子さんはベビーカーが大好きなのだそう。
『ダンナがいるなら、ダンナの判断に任せる。私だけならベビーカー必須』
ダンナさんも一緒にいる場合は、パパが抱っこ担当になる場合も多いようです。とはいえ「重くて『肩がちぎれそう』と、パパは言っている」「パパに抱っこさせすぎると、翌日の仕事に響くみたい」などのコメントもありました。12〜13キロはベビーカーなら余裕でしょうが、抱っこし続けるのは大変です。
『わが子は今、15キロ。疲れたら一度は「頑張れ」と言うけれど、眠くてたまらない様子のときはすぐに抱っこする。駅のレンタルベビーカーにも登録して、長時間の外出や帰省時はバギーを利用』
どんなお出かけなのかによっても違ってきますね。「遠出のときはバギー。普段はいつでも抱っこができるよう、ヒップシート(台座付きの抱っこ紐)も持ち歩いている」など、どちらにも対応できるようにしているママもいました。
『ベビーカーって本当に重宝するよね。疲れたら乗せて寝かせることができるし、体力が回復したら降ろしてまた遊ばせることもできる。行きは荷物載せにして、帰りは疲れた子どもを乗せていたよ』
とくに目についたのは「行きは荷物を載せ、帰りは子どもを乗せる」という使い方です。便利なので子どもが3〜4歳になっても、なかなか卒業できないというママも多くいました。
親も子も楽なベビーカー。負担のないほうを選んでいい
『よく「2歳過ぎてのベビーカーはおかしい」という人がいるけど、私は使えばいいと思う派。普段もずっと使っているなら子どもの体力を心配するけど、遠出や長時間のお出かけなら構わないのでは。そのうち長時間歩けるようになるよ』
『そのくらいの年頃の子の移動にベビーカーを使うこと、動画サイトのコメントでもよく批判されているよね。でも本当に子育てしたことがあれば、そこまで批判はできないと思う。神経質にならなくていいよ』
短距離でも毎日ベビーカーに乗っているようなら心配ですが、大人でもちょっと疲れてしまいそうな距離をたまのお出かけで使うなら、なんの問題もないはずです。最終的に乗らずに全部歩けたとしても「いざとなれば、ベビーカーがある」と安心できます。そもそも投稿者のお子さんは、おそらく使用するベビーカーの制限体重内。周囲の人にお子さんの年齢がわかるはずもありません。「あの子は4歳なのに、おかしい!」などと批判されることは、ないはずです。
『他人にどう思われようが、関係ない。その場にいる同じ状況の人は絶対にうらやましいはず』
ベビーカーは子ども自身とママ、双方の負担を軽減してくれる便利なアイテムです。最近は長い期間使える高機能バギーも登場しているように、その子・その家庭の事情に合わせて使える自由度も増えているようです。「せっかくのお出かけ、親も子も楽な方法を選んで楽しんだほうがいいよ!」という、励ましもありました。
ベビーカー好きという投稿者のお子さんですが、幼稚園の遠足ではしっかり歩いたとのこと。少しも心配はいりませんね。「迷っていましたが、みなさんのやさしいコメントで心が決まりました。ベビーカーは持っていこうと思います」と、投稿者さん。坂道も含めた5キロの距離を歩く予定だそうですが、楽しいお出かけになるといいですね。
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