<破産しそう>【後編】ママ友と付き合っているとお金がどんどん出ていく。経済観念が合わない場合は
前回からの続き。今回の相談者さんはずっとママ友がいなかったことから、最近できたママ友のことを大事にしたいと考えています。しかし最初はランチやカフェのお誘いだったのが、最近ではまつエクやネイル、そして月謝が発生するお教室へと発展してしまい、相談者さんは「このままでは破産する……」と悩んでいます。
断り文句は旦那を出せば角が立たない
相談者さんは一度断って関係が絶たれそうになった経験がありました。今後のお付き合いを考えると、どう伝えれば良いのかというのは悩むものです。そんなときには、自分と相手、どちらにも非がないよう断ると角が立ちにくいですよ。たとえば旦那さんに原因になってもらうという案もありました。
『次誘われたり、予約しておくねと言われたら、「せっかく誘ってくれたのにごめんね。実はそのことで旦那と大喧嘩しちゃったからもう行けないんだ。だからこれからは予約もしなくて大丈夫だから」って断ればいいんだよ』
『利用させてもらうねって断ってから、「ランチやネイルとかを旦那から控えるように言われた」って話せばいいよ』
「生活費を使いすぎて旦那が怒っているから教室はいけない」「ネイルやまつエクなど派手なものを旦那が好きではないみたいで……」などと言えば、きっと相手のママ友も分かってくれるのではないでしょうか。
もしかしたら相手のママ友が「あまり誘うと旦那さんに怒られてしまうかしら」と気を遣うかもしれないので、「でもたまになら大丈夫だから!」とアピールしておくとスムーズに理解してもらえそうですね。
辛い思いをするママ友って必要?
ママ友がいることで、子どもたちの情報交換ができたり、自分も子どもも楽しい時間をすごせたり、いい面はたくさんありますよね。だからこそ相談者さんもママ友が欲しかったのだと思います。しかし今の相談者さんは、ママ友との付き合いに悩んで楽しそうには見えません。一緒にいて辛い思いばかりをするママ友、それならいないほうがラクになるのではないでしょうか?
『ママ友はまたできるかもしれないし、できなくても全く問題ないよ』
『なんでそんな人とママ友やっているの。やめればいいだけ。子どもが小学生になったら、幼稚園時代のママ友なんか疎遠になっていくよ。金銭的に無理なのに付き合う意味がわからない』
『経済観念が同じ人と付き合わなきゃ』
今お付き合いしているママ友だけが、相談者さんが仲良くできる人ではありません。今後、まだまだたくさんのママ友に出会えるかもしれませんよ。もし出会わなかったとしても、ママ友の有無はそこまで自身や子どもに影響を与える物でないかと筆者は思います。
みなさん大人なのだから、ママ友でなかったとしても質問があれば答えてくれるでしょうし、挨拶をすれば返してくれるでしょう。子どもが大きくなって学校行事などに参加すれば、よく会うからと親しくなっていく方もいるでしょう。ママ友は必須ではないのです。ママ友がいることで自分がラクになるのなら必要な存在、逆に煩わしくなるのであれば不必要な存在なのだと思いますよ。
相談者さんは、なるべくなら「初めてできたママ友なので」とお付き合いを持続したい様子。それならはまずは、無理なものを無理だと断ってみることからはじめてみてはいかがでしょうか? それで付き合いが終わってしまうのなら、いずれ終わってしまう人だったんだと考えればいいだけなのです。もし終わらなければ、今後は楽しいお付き合いとして親も子もすごすことができます。自分が苦しまない範囲でお付き合いしていくのも、関係を続けていくうえで大切な選択だと思いますよ。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・Ponko
関連記事
※<破産しそう>【前編】ママ友がランチにネイル、まつエクに習い事も誘ってくる!もうお金がない……- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- ママ友付き合い断れず破産しそう