<休む?休まない?>上司「仕事は……?甘いんじゃないの」現れた救世主!わが子の成長【後編まんが】
前回からの続き。私はレイ。パートで働いています。夫のジュンと小学2年生の息子・コウダイと3人家族です。
ある日、突然運動会があるとお知らせが! 大きい運動会は春にやっていて、今回は50m走と玉入れのみ。さしずめ「小運動会」というところでしょうか。しかしその日はパートが入っていたのです。
夫も仕事で行けないとのことで、母を頼りました。「お母さん行けないかな……?」母はコウダイのために都合をつけてくれるようですが、「子どもが大きくなるのは本当に一瞬よ」という母の言葉が私の胸に刺さったのです。「息子のコウダイよりもパートを優先してもいいものなのか?」と改めて考えているのでした。
(そんなに来てほしいんだな……よし! 気まずいけど聞いてみよう! わが子のためだ!)パートへ行った日、上司と話すことに。しっかり頭を下げてお願いすれば、わかってもらえるかもしれません。
「平日の行事なんて親は誰も参加しないんじゃないの?」「仕事休んでまで参加するものなの? 甘いんじゃない?」上司から冷たく返されてしまい、心が折れかけたそのとき……。
話を聞いていた先輩が「あら、お子さんの運動会なら仕方ないんじゃない? ねぇ」と助けてくれたのです。さらに「学校も突然お知らせしてくるから困るわよね~。でもお子さんも喜ぶと思うし、行ったほうがいいわよ! その分私が働くわ!」なんと、先輩はシフト代理まで申し出てくれたのです。「……まあそういうことなら。お休みですね、わかりました」上司のOKが出たところで、先輩はこちらに笑顔でアイコンタクトをしてくれました。
運動会当日、50m走を走るコウダイを応援する私。「コウダイ〜! 頑張れ~!!」
私の選択は、上司が言うとおり社会人として考えると、よくないことなのかもしれません。1人休むことで誰かに負担がかかったり、職場がまわらなくなったりすることがあります。実際私も休みをとっていいものかすごく悩みました。
それでも「母の言うとおり子どもの成長は一瞬」そう考えると、わが子を優先してあげたいと思ったのです。息子にとって私の代わりはいません。助けてくれた先輩に感謝しつつ、これからも家族の時間を最大限大切にしながら生きていきたいと思いました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・べるこ 編集・秋澄乃
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