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<2位は意味ナシ?>結果がすべての義父「ゼッタイ1位とれ」がんばった息子の順位は?【中編まんが】

前回からの続き。
私はユカ(40歳)です。季節は秋。今日は長男、コウセイ(小学3年生)の運動会です。走ることが苦手なコウセイは「早く走る方法」なる動画を見て研究していたようです。さらに少しでも早く走りたいという思いで、運動会までの2週間、私とコウセイは早朝2人きりの特訓をしていました。そして迎えた運動会当日。義両親も見に来てくれました。私がちょっと苦手にしている義両親ですが……。
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そんな私たちの様子を見て、鼻で笑うかのような表情をしている義父母。じつは目の端の方で見えていましたが、わざわざ苦手な義父母に話しかけません。
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02コウセイの友達のケンくんが速かった……。出だしは1位だったコウセイは、ケンくんに抜かれ、そのまま順位は変わることなく走り続けます。でも後続には抜かれません。なんとか抜き返してほしい! 私はコウセイの方を見るばかりでしたが、後々よく考えてみるとマオの応援の声も確かに聞こえていました。毎朝の特訓にちょっとウンザリしていた様子のマオでしたが、コウセイの努力はしっかり見ていたのでしょう。

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惜しくも結果は2位。しかし万年最下位だったコウセイは、2週間で大きく成長しました。コウセイの頑張りを一番近くで見てきたから、順位なんて関係ありません! 私は胸が熱くなってちょっと涙が出そうです。マオも内心、(コウセイめっちゃ早くなった!)と思っていたようです。

03_02コウセイ本人は悔しかったよう。でもコウセイの走りを見れば、ちゃんと練習の成果が出ていたと私は思うのです。それなのにこの人は……。

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義父の「勝負は勝ってナンボ」「1位じゃないと意味がない」という発言。いったい何を言っているのでしょう? さっき、コウセイの練習の様子を傍目から見ていましたよね? 苦手なことでもどうすればできるようになるか考え、実践して練習を重ねてきたコウセイ。この積み重ねこそが大事なのに。この場は「頑張ったね」と声をかけるだけで十分だと思います。わざわざコウセイの気持ちを下げる義父。やっぱりこの人……キライです!

【後編】へ続く。

原案・編集部 脚本・煮たまご 作画・まゆか! 編集・横内みか

※この漫画は体験者本人のご協力のもと、作成しています。

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