<実家に甘え放題!出戻り娘>仕事も家事もしない娘「早く出ていってほしい」私の本音【第2話まんが】
前回からの続き。数年前の話です。私はミハル、50代前半のパート主婦です。夫は少し前に他界しており、現在は大学生の次女(リコ)と2人暮らしをしています。長女のサヤカは昔からなにかにつけて、大した努力もせずに楽な道を見つけて生きてきました。ある日、結婚して2人の幼い子を育てるサヤカから「離婚することになった」と連絡が……!
夫亡き後、サヤカは第1子となる長女(アカリちゃん)を出産。2年後にはヒカルくんも産まれます。子どもたちと楽しそうにしている写真がLINEで送られてきていたので、結婚生活はうまくいっていると思っていました。
サヤカが2人の孫を連れて実家に戻ってきてから数か月が経ちます。大学生のリコはある程度ひとりでこなしてくれるので助かっているのですが、サヤカと孫たちはずっと家にいるので朝昼夕、私がしっかり作らなければなりません。
私の作ったご飯を美味しそうに食べている娘と孫を見て、ため息をついてしまいます。
サヤカにはアカリちゃんとヒカルくんを保育園に預けて仕事にでる……という考えはないのでしょう。仕事の話をだせば機嫌が悪くなり、私がいつも悪者です。
部屋はおもちゃで散らかしっぱなし。食事の支度も手伝わない。洗濯物もあっという間に山積みです。家事が終わってゆっくりしようと思ったら孫たちの子守をお願いされる……そんな生活が窮屈でツラくなってきます。いつまでこの生活が続くのか……。
「後片付けはあなたがやってよ? シンクに洗い物を残したままにしないでちょうだい」と注意したら、「お母さんごめん! 子どもたちが揉めてるから、あとで~」そう言いながらサヤカは孫たちと自分の部屋に戻ってしまいます。
黙々と洗い物をしているとリコが帰ってきました。
サヤカのことは大切ですし、アカリちゃんとヒカルくんは目に入れても痛くないほどかわいい存在です。サヤカが困っているのならできる限り力になってあげたいと思っています。ただ一方で「早く出て行ってほしい」のも本音でした。サヤカと孫たちが大切であることには変わりないのに、こんな風に思ってしまう自分の器の小ささに悲しくなってしまいます。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子