<怖ッ!義姉に狙われた夫>体調不良の義兄と強欲な義姉!甥っ子が選んだのは……?【第10話まんが】
前回からの続き。私(トモミ)は1年ほど前に結婚しました。夫ハルトは双子で、ユウトさんという兄がいます。ユウトさんは妻アイカさん(義姉)とケンスケくんの3人家族。義理の家族はみんないい人で仲も良く、家族の一員になれることを嬉しく思っていたのですが……。3か月ほど前から、義姉から夫に毎日10通ほどのLINEが送られてくるようになったのです。中身はたいしたことのない内容。夫とユウトさん、義姉の3人は同じ高校の同級生ということを差し引いても、なぜこんなに頻繁にメッセージを送ってくるのかがわかりません。3か月前といえば体調不良になったユウトさんの代わりに、夫が義実家の事業を引き継いだころ。最近では内容もエスカレートし、いきすぎた内容のメッセージが届きはじめたので、夫はユウトさんと会って話し合うことになりました。久しぶりに会ったユウトさんはやつれており、義姉との離婚を考えているとのこと。私たち夫婦と義両親は、ユウトさん夫婦の離婚の話し合いに協力することにしました。
私はそれ以上聞きたくありませんでした。義姉はもともとユウトさんが好きで結婚したけど、ユウトさんが仕事をやめて、思ったような生活が送れなくなった。だからユウトさんにそっくりで収入のある私の夫に乗り換えようと思ったのでしょうか。もしくは最初から夫が好きだったけど、夫が振り向く可能性はないから、ユウトさんにした!? ……想像するだけで怖くて口にできませんでした。
親権の話をするため、親戚のもとにあずけていたアイカさんの息子ケンスケくんを呼んできました。そして、ママに対してどんな気持ちを抱いているのか聞いてみることに……。
義姉は当然自分がケンスケくんを連れていくと思っていたようです。義母の終始毅然とした態度に、“いくつになっても親は親”という覚悟が見られてカッコよかったです。
そしていま、ユウトさんは義父と夫の仕事を手伝いながら仕事復帰を目指してがんばっています。以前と比べて表情も明るくなったので、義両親と夫は嬉しそうです。
「はぁ……大変だったね、いろいろと」「そうだな。でも、ユウトが元気になってきてよかったよ」2人で微笑みながら話します。私たち夫婦にもようやく以前のような日常が戻ってきました。
当時を振り返れば、結婚してすぐ「夫・義兄・義姉のLINEグループ」に私が入ったとき、「あー呼んじゃったんだ」というアイカさんの発言に、彼女の性格や考えが集約されていたように思います。「家族のお金はすべて自分のモノ」というアイカさんの強欲さが招いた不幸な気がしてなりません。彼女も大変なことがあったとは思いますが、すべて自分の思い通りにしようとしても、結局うまくいかないものだと思いました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・よしはな 編集・今淵凛