「臍の緒」は煎じて飲む?「親の棺桶」の中にいれる?出産後の保管方法とは
お腹の中の赤ちゃんとママを繋いでいてくれた「臍の緒」。
誕生後は、早くて1週間ほどでポロッと取れたものを産院が用意してくれた木箱に入れ、名前、出生時の体重・身長などを記入し、大切に保管している人がほとんどだと思いますが、この「臍の緒」いつまで保管するの? 持っていてどうするの? という疑問を抱いたことはありませんか?
1児の親である著者も、産後にもらった娘の臍の緒を大切に保管しています。時々、この臍の緒はいずれお嫁に行くときに持たせるものなの? と考えたりします。
ちなみに、自分の臍の緒は実家を出る時になんとなく持って出たので娘の物と一緒に保管しています。
「臍の緒」は、最終的にどうするんだろう?
そんな疑問を持ち、調べてみたところとても興味深い話を見つけたのでご紹介します。
臍の緒は「親の棺桶」の中にいれる
地方によって違いがあるようですが、母親の棺桶の中に入れるという習わしがあるそうです。
「確か、親が亡くなった時に棺桶にいれると聞いたことがある」
「へその緒は結婚するときに母親からもらいました。今度は自分の子どもが結婚するときには、その子のへその緒を渡すようなことを本で見たな~」
「へその緒は母親が亡くなった時に、棺桶へ一緒に入れる。と聞きました。
地方によって違いがあるんですかね? 」
臍の緒は「煎じて飲む」
これは、あくまでも迷信ですが、子どもが生死をさまよう病気になった時に、臍の緒を煎じて飲ませると1度は必ず助かる、という言い伝えがあるそうです。
「臍の緒を煎じて服せばどんな大病にも効くとかそういう伝えがあるみたいですよ」
最近では臍の緒をくれない病院も増えているんだとか。
臍の緒を保管する風習は、日本独特のものらしいですが、産んでくれた母の元へ戻すという意味で棺に入れるという習わしは、残していきたいものだなと感じました。
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