スポ少のイケメンコーチと保護者が結婚したらママたちから批判が！なぜ「お幸せに」って言えないの？役員として適切な対応は
子どもの学校や習い事などでは、保護者間も接点が増えてコミュニティが形成されます。仲良しグループができることもままありますが、なかには異性同士の恋愛に発展することも……。ママスタコミュニティにはスポーツ少年団（以下、スポ少）にまつわるこんな投稿がありました。スポ少のコーチとある保護者が結婚したようですが、トラブルになっているのだとか。
『スポ少のコーチとあるママさんが、みんなに内緒で1年前からお付き合いしていたとか。で、一部のママたちが、代わりのコーチがいないのに「コーチを交代するべき」と言い出した。運悪く今年度の役員になっちゃってどうしたものかなと困っている。「そのママさんの子がチームを抜ければいい」って言っている人もいて、さすがに子どもは関係ないじゃんって神経を疑う。ママさんの子が最年少レギュラーで、コーチがイケメンっていうのが面白くないのかも。コーチは皆の同意が得られるならこのまま続けたい意向らしい。「コーチがいなくなったらチームとして成り立たないよ」と言っても「次のコーチが見つかるまで自主練で」と言っている。こういうのって面白くないと思う人のほうが多いのかな。「2人ともお幸せに～」で済まないものなのかな』
投稿者さんのお子さんを通わせているスポ少のコーチと、同じくお子さんを通わせている1人のママが結婚したものの、他のママから批判されているという今回の投稿。批判しているだけでなく、コーチを交代させようとの声も挙がっていて、今年度の役員に就任した投稿者さんはこれからどうしていくべきか困惑しています。また背景を掘り下げるとコーチや子どもに対する妬み・僻みが、批判の声につながっている可能性もありそうです。この投稿に対してママたちからはどのようなコメントが寄せられたのでしょうか。
不倫だったらコーチは即解任の例も。でも違うのであれば問題ないのでは？
『お互いシングルだったなら問題ないと思うけどね。不倫略奪ならアウトだわ。うちのチームは不倫したらコーチ辞任だよ』
『うちの子がスポ少に入っているときにも、そんなゴタゴタがあったわ。こちらはコーチ同士だったけど。結局保護者がコーチ2人ともを辞めさせたよ。コーチが減って残ったコーチが大変そうだった』
スポ少のコーチと保護者が結婚したという話は、特に珍しい話ではないようです。ママたちのなかにも同じような経験をした人はいて、「コーチ同士で恋愛関係になってゴタゴタしたから、保護者が2人とも辞めさせた」というコメントもありました。今回の件でも投稿者さん以外の他のママは「コーチを交代するべき」と怒っているとのこと。しかしスポ少に限らず学校や習い事における保護者やコーチ、教員などの恋愛や結婚は、お互いが独身であれば問題ないのではないでしょうか。不倫関係ではなく、健全な恋愛関係から発展した結婚なのであれば、だれも文句は言えないのでは？
『コーチがバツイチ子なしなのは知っている。2年前からコーチしてくれているけど、来たときに他のママたちが根掘り葉掘り聞いていたから。ママさんはひとり親だったはず』
不倫関係の末に結婚したとなると、「そんな倫理観に反した人から教わりたくない」として批判がくるかもしれませんね。しかし投稿者さんによると、コーチはバツイチでお付き合いの最中は独身、ママさんもシングルマザーであることがわかっています。不倫ではない関係から結婚したにも関わらず、他のママから批判が起きていることから「どうしてそんなに怒っているの？」と投稿者さんは疑問を感じているのでしょうね。
子どもが卒団してから結婚ならよかった？「ただの妬みだよ」という意見も
『自分が選ばれなかった僻みなのか。そのママさんより立場が下になったような悔しい気分なのか。旦那が偉いと自分が偉いって勘違いする人は多いからね』
『自分の子をひいきするんじゃないかってことかな』
『コーチが気に入らないなら辞めたらいいのでは？ イケメンコーチと結婚したママもその子どもがレギュラーなのも気に入らないってただの妬み嫉み』
それではなぜ投稿者さん以外のママたちからは批判が起き、「コーチを交代させるべき」という意見まで出ているのでしょうか。コメントには「自分がイケメンコーチに選ばれなかった妬みや僻み」「そのママの子どもがひいきにされてレギュラーに選ばれるんじゃないかっていう嫉妬」といった意見が寄せられていました。2年前にコーチとなったときから、他のママたちは結婚しているのかなどプライベートなことを根掘り葉掘り聞いていたとのことなので、そのコーチはアイドル的な人気があったのでしょう。そんなイケメンコーチを奪われたという嫉妬の気持ちが出ているのかもしれませんね。またコーチと結婚したママの子どもが最年少レギュラーだそうなので、実力優先で選ばれたとしても「自分の子どもが負けるなんて」といった対抗意識で悔しくなっている可能性もあります。
『そのママさんの子が卒団した後に結婚ならよかったのにね』
『卒団まで隠し通すか、結婚を待つべきだったよね。付き合って1年で結婚って、できちゃったとかなのかな。うちも子どもの習い事の先生と付き合ったけど結婚したのはそのスクールを辞めた後だよ。普通にプライベートとは分けたかったからね』
そのママの子どもがスポ少を卒団した後に結婚していたら、こうした事態は起きなかったのかもしれません。もしくは付き合っていることや結婚の事実を隠し通して卒団を迎えていたら、他のママたちがあれこれ口出しすることもなかったのではないでしょうか。結婚そのものはもちろん喜ばしく、外野が批判するべきではないものの、結婚発表は控えておくほうがよかったのでは？ という意見もありました。
文句を言うママに「何が具体的に問題なの？」と聞いてみては
『無理に続けてもコーチもお子さんも居心地が悪いし、コーチ親子は別のチームに移籍したほうがいいかもね』
『あなたか誰かが「お幸せに」と言えば賛同する人もいると思う。文句を言っている人のパワーに押されて言い出せないんじゃないのかな』
『文句を言う人に「具体的」に何が問題なのか聞いてみたらいいよ。多分なんとなく嫉妬なのか、気分が悪いのか、そんな感じでしょ？ どうせ相手は具体的に答えられないから』
『コーチって素敵だもんね！ そんなコーチが1人のママさんのものになったら他のママさん拗ねちゃうよね。ここぞとばかりに叩くだろうね。面白いから観察しちゃうけどなあ』
『「辞めさせろ」って言っている人に代わりのコーチを探させる。もしくは役員のあなたが辞めて違うスクールに入り直す』
投稿者さん以外の他のママたちが文句を言っていることについては、妬みや嫉妬、悔しさ、対抗意識などの感情が渦巻いた結果なのかもしれません。しかしそもそも不倫ではない今回の結婚を「なんか気に入らないから」という理由で、あれこれ文句を言うのは筋違いといえます。投稿者さんの疑問は真っ当なもので、正しい見解だとしていたママたちは多かったです。役員として、コーチのことを批判しているママたちの意見に流されることなく、そもそも何が問題なのかを話し、「みんなで祝福してあげましょう」と先陣を切ってもいいのではないでしょうか。
それでも収拾がつかなかったりスポ少の雰囲気が悪くなったりするのであれば、批判しているママたちに代わりのコーチを探させたりコーチ親子に相談したりするのも選択肢の1つです。また投稿者さんが堂々とコーチとそのママを祝福すれば、意外と後に続くママも出てくるかもしれませんね。役員としては気が重いかもしれませんが、ぜひ投稿者さんの勇気でスポ少の雰囲気を変えてほしいところです。
文・AKI 編集・kunel イラスト・ももいろななえ
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