<器が小さいのは>「小学校の入学準備品が高い!」そんな愚痴を聞きたくないと思う私はヒドイ?
子どもが小学校や中学校、高校に進学するタイミングでは、学用品や制服などそろえるものがたくさんあります。それぞれ値段が高いこともあって、親としては愚痴を言いたくなるかもしれませんね。そのはけ口としてSNSなどを活用することもありますが、ママスタコミュニティのあるママからこんな投稿がありました。
『SNSなどで、公立なのに入学準備品が高いことや国からの援助を求める投稿をする人がいる。自分で産んで育てた子どもの入学準備品くらい文句を言わずそろえてほしいと思ってしまうのは、私の心が狭いの?』
SNSは写真やコメントを投稿したり、他の人とコミュニケーションができたりする便利なサービスですよね。気軽に利用できることもあって入学時に購入するものについての愚痴も投稿されているとのこと。金額が高いことだけでなく、義務教育の場合には国からの支援を求める内容もあるようですね。それに対してなんだか納得できない投稿者さんですが、他のママたちも同じ気持ちになっている様子です。
入学時にお金がかかるのはわかっていたこと
『わかるー。小学1年生の学用品でさえ、学校の備品でよいのにと言う人がいるからびっくり。体操服も幼稚園のときのままを使い回すとか』
『お裁縫セットや習字セットが高い! 無駄! と言っている人がいて、子どもの気持ちを考えないんだなぁと思った』
小学校に入学するときには、学校で使う学用品やランドセルなどを購入することになるでしょう。なかには使用頻度が少ないものに関して、学校からの貸し出しにしてほしいと思う親もいるようですね。また、まだまだ着られる幼稚園の体操服をそのまま使いたいとの声も。一方で晴れて新たな環境でスタートする子どもは、他の子と同じ新しいものを使いたいと思うのではないでしょうか。子どもの気持ちに寄り添って、買いそろえてあげればよいのにと感じてしまう場合もあるそうです。
『子どもの入学時期は産んだ時点でわかるから、計画的にお金を貯めていたらよいのにとは思うよね』
『世間話的に、この時期何かと出費が多いよねー、お金かかるよねー、というのはよくあるけれど。援助だの値引きだの言い出したら、わかりきっていることなんだからそれくらい貯めておけ! とはなるよね』
子どもが学校に進学するタイミングは、子どもが産まれた時点でわかっていること。小学校入学までには6年ほど時間があり、それまでコツコツお金を貯めることもできるでしょう。突然の出費ではないので、計画的に準備をしていなかった親への批判の声もみられました。
愚痴くらい言ってもよいのでは?
『結局買うんだから、高いなーと言うぐらいはよいんじゃないの?』
『ちゃんと買うんだから呟くくらい許してよ』
『べつにそれで買わないわけではないんだから愚痴ぐらい許して。SNSはそういうところだし』
入学準備品が高額になってしまうというSNSでの嘆きは、見る人によっては不快に感じることがあります。しかしSNSは、日常のささいな感情を吐き出す場所でもありますよね。そうすることでストレスが軽減されることもあるでしょう。結局はちゃんと買いそろえるのだから愚痴くらい大目に見ては? との意見もありました。
値段が高い!と愚痴ってしまう背景にあることは?
『高いと思うよ! コスパが悪いなーと思っちゃう。ネット通販で買った方が安いわーとか』
『もっと安くそろえられるものを学校指定の何が高いのかよくわからない備品を買わされるのは普通に不満だわ』
『たいして使いもしないものを強制的に買わされるからじゃないのかな。うちなんか双子だから、なんでも2つ買わされてテンション下がるわ』
学用品が高いと言っても、結局は必要なものは購入する親がほとんどでしょう。ではなぜSNSで愚痴を吐き出すのかというと、別のお店でもっと安く購入できるのに! という思いがあるのかもしれませんね。学校指定品で値段が高いものを購入することに損をしている気持ちになるのではないでしょうか。また使用回数が少ないものはコスパが悪いと感じることも。それでも買わなければならないので、納得できない気持ちが強いのでしょう。
これからお金はもっとかかる。今からしっかり準備しておこう
『中学生なんて制服一式10万円くらいでしたよ。高校なんてプラス学費、大学なんてもっと。小学校で騒いでいたら、この先どうするのよ』
『高校生はさすがに毎回「高っ!」と言いながら払っているわ。授業料は月1万程度でも制服や教科書、その他諸々、高い高い』
『それくらいで高く感じていたら、大学はどうするんだろうね。国公立大学でも入学準備でスーツ代やPC代、教材費など。今現在40万はかかっているけれど』
小学校に入学するときに購入するものは、確かに値段が高いと思ってしまうこともあるでしょう。しかし多くの親が結局は買いそろえるので、その感情をSNSなどに投稿するのは単純に愚痴を吐き出したい気持ちが強いのではないでしょうか。SNSはそれが気軽にできる場所と考えて、少し暖かい目で見るとよいのかもしれませんね。
また今回の投稿では、子どもにかかるお金を計画的に貯めていくことの大切さも見えてきたのではないでしょうか。中学高校、そして大学と進学すれば、小学校のときよりも大きな金額が必要となってきます。突発的な出費ではないので、時間をかけて準備することができます。必要になる時期を逆算してコツコツと貯めていくことで、お金に対するストレスも少し軽減されるのではないでしょうか。
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