子どもへのクリスマスプレゼントは何にしよう?「木のおもちゃ」の魅力と選び方のポイントを教えて
12月。あちこちの店にクリスマスツリーが飾られるようになり、慌ただしい日常の中でもなんとなくワクワクした気持ちになる季節ですね。みなさんもわが子がプレゼントを手にしたときの笑顔を想像しながら、子どものクリスマスプレゼントは何にしようかと悩んでいる頃でしょうか? 子どもが喜ぶものかつ、子どもの知育にも良いものをあげたいと思ったとき、木のおもちゃを候補にしたいと思うママもいるかもしれませんね。
木のおもちゃの魅力はどんなところに?
木のおもちゃは国産で安心なものから、北欧製の色使いやデザインタッチがソフトでほっこりするおもちゃまで、豊富なラインナップが揃っています。しかし木のおもちゃがなぜ魅力的なのか、よく分からないという方もいるのではないでしょうか? 今回は木のおもちゃの魅力について迫ります。
1.木のぬくもりや肌ざわりの良さを感じられる
天然素材である木のおもちゃならではのぬくもりは、大人でもホッとしますよね。木のおもちゃは心地良いぬくもりや、肌触わりの良さも感じながら遊べますよ。
2.優しい音や香りで五感への刺激も期待できる
木は音を吸収してまろやかにする効果があり、心地良く感じられるように調整していると言われています。乳幼児が木と木を合わせてカチカチと音を鳴らすのに夢中になっていると、ママもつられて音を出してみたくなるかもしれませんよ。
また木が持つ優しい香りはストレスを和らげたり、心身をリラックスさせてくれます。木のおもちゃで遊びながら嗅覚も刺激されるので、人工の素材にはない五感を使った遊びが期待できますよ。
3.遊びの幅は子どもの創造力次第で広がる
木のおもちゃの代表とも言える積み木は、形や色が違うパーツを組みわせると何通りかの遊びを楽しめます。木のおもちゃで遊んでいるうちに、創造力も養ってくれるかもしれませんね。
国の安全基準を満たしたおもちゃを選びましょう
ただ木のおもちゃが一様に安全かと言えば、そうとも言い切れません。おもちゃの大きさによっては、誤飲の可能性もあります。月齢が低い赤ちゃんは手にしたものは、何でも口にしてしまいます。消費者庁は小さな子どもは6mm〜20mmの大きさのおもちゃを口に入れてしまった場合、喉に詰まらせたり窒息したりしてしまうと注意を促しています。おもちゃを購入するときには、日本やヨーロッパなどそれぞれの国で設けられている安全基準を満たしているかどうか、対象年齢が子どもに合っているかを確認してから購入するようにしましょう。
木のおもちゃは1つの遊び方にとらわれず、子どもならではの視点や創造力によって長く使えるという点も期待できます。もしかすると、かさばるおもちゃ箱問題やすり減るお財布問題を解決の方向に導いてくれるかもしれません。お子さんのクリスマスプレゼント選びに迷ったら、木のおもちゃも1つの候補として考えてみても良いのではないでしょうか。
文・編集部