<甘く見てはいけない>子どもへのしつけは何歳から始めればいい?0歳の赤ちゃんからでもいいの?
子どもへのしつけは、何歳ごろからはじめることが適切だと思いますか? 言葉がわかるようになってからとか、自発的に行動するようになってから、はたまた会話が成立するようになってからとか……。
なんとなくいつの間にかはじまっている子どもへのしつけですが、適切なスタート時期がわかれば参考にしたいと考えるママもいるかもしれませんね。
『みなさんは子どものしつけは何歳ごろからはじめましたか? 赤ちゃんのころからとか、言葉がわかるようになってからとか、いろいろだと思いますが、よかったら理由と一緒に教えてください』
子どもへのしつけを何歳ごろからスタートしているのか、なかなか聞く機会がありませんよね。だからこそ投稿者さんはママスタコミュニティにいるママたちに聞きたかったのかもしれません。質問に際し、投稿者さんはアンケート形式で0歳から5歳以降とし、1歳ごとの選択肢を設けるアンケートを用意してくれました。
結果は満場一致で「0歳から」のみ!
投稿者さんが用意してくれたアンケート、投票されたのは「0歳から」のみでした。0歳児と言えばまだまだ会話もままなりませんし、意思の疎通も難しそうですよね。それでも投票してくれたママたちは全員、わが子が0歳の段階からしつけをおこないたいと考えているようです。
0歳の子どもへのしつけについて考える
しつけという言葉を聞くと、正しいことを教え・理解させるというイメージがあるかもしれません。しかし0歳の子どもとなると話は違ってくるようです。0歳の子どもへのしつけについて、ママたちの声を見てみましょう。
0歳児へのしつけは必要・必然なこと
『厳しくしつけるとかではなく、ごはんの途中で立とうとしたら「ダメだよ」とか、「本は踏まないよ~」みたいなことは年齢関係なく教えていた』
『つかまり立ちや伝い歩きをはじめると、危険な行動・物・場所を教えることが急務になるので、必然的にその頃からしつけがスタートしていた』
ママたちの声からは、意識的に0歳からしつけをスタートしたというわけではなさそうです。しつける・教えることに必然性が見出されたタイミングが0歳だっただけなのかもしれません。
理解しているかどうかは関係ない
『いつから理解できるようになっているかはわからないから、とりあえずダメなものはダメと言っていた』
『わかっていてもわかっていなくても「こういうもんだよ」って教える必要はあるだろうなって思う』
ママたちの声を見ていると、0歳の子どもに本格的にしつけをおこなおうと前のめりになっている姿はありませんでした。どちらかといえば、理解してもしなくてもいいというスタンスが垣間見えます。「言ってもわからないから言わない」ではなく、「言い続けることに意味がある」と考えているようですね。
0歳の子どものしつけってどのようにやっている?
必要性があり必然的だから0歳からしつけが必要と話すママたち。どのように考え、どのように実践しているのかが気になるところです。
口調や表情を変化させて伝える
『言葉が通じなくても「メッ!」とか言いながら怖い顔をするとわかるみたいだよ』
『10カ月になるころ、こちらが言うことを少しわかるようになってきたっぽかったのではじめてみた。おむつ交換のときに動いたら「メッ!」ていって怒った表情をすると、理解したのか、そのうちおとなしくおむつ交換ができるようになったよ』
言葉そのものや怒られている意味を正しく理解することは難しいでしょう。だからこそ、ママたちは声の出し方やトーン、表情などを精一杯駆使して「ダメ」を伝える努力をしているようです。
『ダメなことをしたとき、一応「メッ!」と言うけど、私の気迫が足らないのか、遊んでいると勘違いして余計にすることがある』
役者さんばりの演技力は必要ないかもしれませんが、注意するときはそれ相応の気迫で挑まないと、子どもには伝わりにくいかもしれませんね。少しオーバー気味に表情や声色を変えれば、子どもにも伝わりやすくなるのではないでしょうか。
親が手本になるべく行動する
『子どもは生まれたときから周りの人のやることを見て、真似ることからはじめるって聞いたことがある。だから、変なことを真似して身に付けないよう、普段の自分たちの行動から気をつけた』
直接的に子どもへ働きかけるだけがしつけではないという考え方も寄せられています。子どもにしてほしくないことを真似させないために、ママやパパが自分たちの言動を律してお手本になろうと努力することも、大事なしつけのひとつですね。
わからないからと諦めない。しつけの道は1日してならず!
『よく「まだわからないから~」って、注意もしない人がいるけど、ある程度の簡単な言葉ならニュアンスとかで伝わるからね』
「まだ小さいから言ってもわからないよね」、そのような感覚をもつお気持ちもよくわかります。しかし小さな子どもたちは、本当にしつけを理解できないのでしょうか。
小さな子どもは、わからないなりに無意識に相手の表情や声色・行動を観察しているのではないでしょうか。個人差はあると思いますが、自分がなにかしたときに、「ママの声が変わった」とか「ママが怖い顔をした」などとママの変化を察知し、学習していくのかもしれません。しかしこれらの学習能力も一朝一夕で身につくわけではありませんよね。だからこそ「わからないだろうし」と諦めず、継続して伝えていくしつけを繰り返してみるとよさそうです。
しつけのやり方や正解は1つではなく、子どもの月齢や性格・状況などに応じて変化させることに意味があるのかもしれません。積み重ねられたままの努力にはきっと意味があるでしょう。ぜひ今日から、今すぐでも構いませんので、子どもたちへのしつけをはじめてみませんか?
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