<義母のガラクタ攻撃>スッキリ解決!長年の「穏便に済ませたい」が原因?娘への感謝【第6話まんが】
前回からの続き。数年前の出来事です。義実家の隣にマイホームを建てて約15年、私ミキエは義母が次々持ち込む「不用品」に悩まされ続けてきました。ある日義母が押し付けてきたのはご近所さんが使わなくなったスキーブーツ。ついに他人の不用品までわが家に持ち込まれるようになってしまったのです。しかしそれを聞いていた高校生の娘アユミが思いがけない行動に出ました。
娘は「私が宮本さんに返してくるね」と言い、スキーブーツを抱えて家を飛び出して行ったのでした。私も慌てて追いかけます。
「せっかく祖母が頂いたこのスキーブーツなんですが、私も母もサイズが合わなくて……。履けないのならばと返却しに来ました。どうもありがとうございました!」
またもや娘の後を追いながらゼェゼェハァハァ必死に走る私。宮本さんの家に行ってまた自宅へ戻るまではほんの数分の出来事でした。義母はあっという間にスキーブーツを返却して戻ってきた娘に驚いていました。
「あ! そうそう、おばあちゃん。この前もらった座椅子なんだけど、うちにはいらないから返すね。ちゃんとお日さまにもあててあるし、フカフカだよ!」「え? いらないよ、壊れた座椅子なんて……」
「やっぱりいらないモノなの? 壊れていらないモノをお母さんに渡していた自覚はあるんだね」
「ウチだっていらないよ……。だいたい、私やヒカルが壊れた座椅子のせいでケガでもしたら、おばあちゃんどうするつもりなの?」娘にきっぱり「いらない」と拒否され、さすがの義母も引き下がりました。娘はさらに念を押します。
「おばあちゃん、お願いだからこれからはいらなくなったモノや処分に困ったモノをお母さんに押し付けたりしないで」
「お母さんだってそうだよ? いらないモノはちゃんといらない!って断って」「はい……わかりました」「処分に困るものがあれば、私が調べてあげるから! ね、おばあちゃん」
「こちら、回収させてもらいますね~」「はい、おねがいしまーす!」
後日、アユミが粗大ごみ収集の手配をしてくれて、あの壊れた座椅子は無事に処分をすることができました。これからは義母の不用品攻撃も、少しは減るといいなと祈るばかりです。
今回の出来事で、娘のアユミの成長にはとても驚かされました。ご近所の宮本さんへの話し方も、お義母さんと私への説得もしっかりしていて。穏便に済ませることしか考えていなかった私は、とても反省しました。
毎回義母に押し切られていた私は、なるべく角が立たぬよう、穏便に済むようにと考えすぎていたかもしれません。義母の「不用品攻撃」をエスカレートさせた原因は自分の態度にもあったのかなと少し反省しています。話し方一つで人の気持ちを大きく変えることができる。これからは自分の気持ちをきちんと相手に伝えられるよう、そして納得してもらえる話し方ができるよう、娘を見習いたいと思いました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・吉岡可奈 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子
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